「武家用心集」乙川優三郎
7月12日の土曜日、ブックオフで集英社文庫の『武家用心集』(乙川優三郎著)を買った。220円だったが、読み始めてみると、わたしにとっては1万円くらいの価値があった。金持ちには一万円はたいしたことないと思うが、私にとって、本一冊1万円というのは、相当な価値だ。
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7月12日の土曜日、ブックオフで集英社文庫の『武家用心集』(乙川優三郎著)を買った。220円だったが、読み始めてみると、わたしにとっては1万円くらいの価値があった。金持ちには一万円はたいしたことないと思うが、私にとって、本一冊1万円というのは、相当な価値だ。
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ヒトラー暗殺計画はいくつもあり、関連書籍も多数ある。私が本書を読んだきっかけは、短い書評だった。現物がてもとにないのだが、この本の翻訳者である高木玲氏の短文で、無名の職人エルザーが断固として実行したのに対し、暗殺を計画していたエリート軍人たちは優柔不断。この二つを対比する一文に強烈にひきつけられて読んでみた。
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先日、本を買うために新宿の紀伊国屋書店にたちよったら、小林多喜二作「蟹工船」が平積みになっていた。少し暗いオレンジの地に工場の影を描いた表紙デザインは、初版のオリジナルだという。1929(昭和4)年のプロレタリア文学が、文庫部門で2番目の売れ行き(紀伊国屋書店で)だというから驚いた。
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8月15日の前後、『斎藤隆夫かく戦えり』(草柳大蔵著 文芸春秋社)を読んだ。
斎藤隆夫(1870~1949)は、日本議会史を語る上で欠かせない大政治家である。斎藤は、三度にわたる衆議院における鋭い演説で、日本の歴史に刻まれた。彼の演説は、「粛軍演説」と呼ばれる。
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