四十七士を目指す 秘密保護法違憲確認・差し止め請求訴訟の原告四十三人
明日、2014年3月28日、私たち43人のフリーランス表現者(編集者・ライター・ジャーナリスト・写真家・映画監督など)が、特定秘密保護法の違憲確認と差し止めを請求する裁判を提起する。本当は原告を47人で「四十七士」としたいところだが、明日訴状提出なので、残念だが公募は終わりになる。
なぜ、あと4人増やして47人にしたいと思ったかといえば、私の頭の中に「四十七士」があるからである。討ち入りをして仇討ちを成就した赤穂浪士の人数だ。
古臭い話をもちだした理由は三つある。
(1)彼らは、圧倒的な世論を味方に付けた。
(2)さまざまな困難を乗り越えて目的を成就した。
(3)討ち入りしても犠牲者を一人も出さず47名が無事だった。
このようなことを常に念頭において、稀代の悪法「特定秘密保護法」を差し止める闘いをしていきたいと私は思う。
フリーランスとは、記者クラブ加盟社に属していないという、ゆるやかな定義である。この範囲に収まらない人は、それぞれが集団をつくって新たに訴訟を起こしてもらえば素晴らしい。
【原告】3月26日現在
明石昇二郎(ルポライター)
今西憲之(ジャーナリスト)
岩田薫(フリーライター)
岩本太郎(フリーランスライター)
大島俊一(フォトジャーナリスト)
小笠原淳(ライター)
於保清見(フリーランス)
上出義樹(フリーランス記者)
木野龍逸(ライター)
黒薮哲哉(フリーランスライター)
坂井敦(フリーライター)
相楽総一(ノンフィクションライター)
佐藤裕一(回答する記者団)
澤邉由里(フリーランスライター)
立花孝志(フリージャーナリスト)
橘匠(真相JAPAN主宰)
津田哲也(ジャーナリスト)
寺澤有(ジャーナリスト)
土井敏邦(ジャーナリスト)
豊田直巳(フォトジャーナリスト)
中川亮(NPJ編集長)
中島みなみ(記者)
中村誠一(フリーライター)
西中誠一郎(フリージャーナリスト)
橋詰雅博(フリーランスライター)
畠山理仁(フリーランスライター)
早川由美子(映画監督)
林克明(ジャーナリスト)
原佑介(IWJ)
樋口聡(フリーライター)
藤野光太郎(編集者)
古川琢也(ルポライター)
古川美穂(フリーライター)
丸田潔(フリーランスライター)
三宅勝久(ジャーナリスト)
森住卓(写真家)
安田浩一(ジャーナリスト)
山岡俊介(フリーライター)
山口正紀(ジャーナリスト)
柳原滋雄(ジャーナリスト)
横田一(フリージャーナリスト)
吉竹幸則(フリーランスライター)
渡部真(フリーランス編集者)
【予定】
3月28日(金)午後 訴状提出
午後4時 東京地裁2階の司法記者クラブで会見
| 固定リンク
最近のコメント