秘密保護法「違憲確認・差し止め請求訴訟」第1回集会開催
2014年3月15日、都内の公民館でフリーランス表現者による「秘密保護法 違憲確認差し止め請求裁判」の集会が行われた。静岡の弁護士が裁判を起こしているが、集団訴訟はこの裁判が初めてであり、3月28日の提訴にむけて公開された初の集会となった。北海道から沖縄まで、日本全国で特定秘密保護法の施行差し止めを求める裁判を提起してほしい。(記事末尾に原告リスト)
当日はまず、裁判を担当する堀敏明弁護士が基調講演。(1)秘密保護法ができるまでのプロセス、(2)秘密保護法の問題点、(3)裁判の争点と狙い、について解説した。
つづいて当日参加できた原告が前に出て、それぞれ自己紹介と抱負を語った。会場からも積極的な質問や意見が出され、この裁判への関心と期待の深さが感じられた。
フリージャーナリストらも会場に駆け付け、講演やすでに原告になることを表明している人たちの話を聞き、閉会後はあらたに7名が原告になりたいとの申し出を受けた。
たまたま私たちはフリーランスの編集者、ライター、ジャーナリスト、映像制作、写真家・・・・という集団が秘密保護法は違憲だから施行を差し止めろと要求する。
■日本全国で裁判を起こそう!
できれば日本全国でいろいろな職能集団やグループが裁判を起こしてほしい。新聞記者訴訟、映画監督訴訟、俳優タレント訴訟、学者研究者訴訟、機関紙記者訴訟、宗教団体訴訟、労働組合訴訟、市民団体訴訟……。
あるいは、地域グループでもいい、杉並秘密法裁判、世田谷秘密法裁判、礼文島秘密法裁判・・・・。
■当日の動画報告はこちらで
秘密保護法裁判の公開学習会1
http://twitcasting.tv/f:100000715942811/movie/45534342
秘密保護法裁判の公開学習会2
http://twitcasting.tv/f:100000715942811/movie/45540506
秘密保護法裁判の公開学習会3
http://twitcasting.tv/f:100000715942811/movie/45547241
秘密保護法裁判の公開学習会4
http://twitcasting.tv/f:100000715942811/movie/45550221
秘密保護法裁判の公開学習会5
http://twitcasting.tv/f:100000715942811/movie/45557021
秘密保護法裁判の公開学習会6
http://twitcasting.tv/f:100000715942811/movie/45564220
■原告団(3月17日現在)
【原告】
明石昇二郎(ルポライター)
今西憲之(ジャーナリスト)
岩田薫(フリーライター)
岩本太郎(フリーランスライター)
大島俊一(フォトジャーナリスト)
小笠原淳(ライター)
於保清見(フリーランス)
上出義樹(フリーランス記者)
木野龍逸(ライター)
黒薮哲哉(フリーランスライター)
坂井敦(フリーライター)
佐藤裕一(回答する記者団)
澤邉由里(フリーランスライター)
立花孝志(フリージャーナリスト)
橘匠(真相JAPAN主宰)
津田哲也(ジャーナリスト)
寺澤有(ジャーナリスト)
土井敏邦
豊田直巳(フォトジャーナリスト)
中川亮(NPJ編集長)
中島みなみ(記者)
西中誠一郎(フリージャーナリスト)
橋詰雅博(フリーランスライター)
畠山理仁(フリーランスライター)
早川由美子(映画監督)
林克明(ジャーナリスト)
原佑介(IWJ)
樋口聡(フリーライター)
藤野光太郎(編集者)
古川琢也(ルポライター)
古川美穂(フリーライター)
丸田潔(フリーランスライター)
三宅勝久(ジャーナリスト)
森住卓(写真家)
安田浩一(ジャーナリスト)
山岡俊介(フリーライター)
山口正紀(ジャーナリスト)
柳原滋雄(ジャーナリスト)
横田一(フリージャーナリスト)
吉竹幸則(フリーランスライター)
渡部真(フリーランス編集者)
【弁護士】
堀敏明
山下幸夫
※3月17日原告公募締切りですが、まだ迷っているかたは1日2日か遅れ大丈夫です。申し込み方法を以下に示しますのでご検討ください。下記の「原告参加申込書」に条件などが書いてあります。
【原告受付先】
FAX 042-589-7172
メール:yu-yu-yu@da2.so-net.ne.jp
インシデンツ 代表 寺澤有(ジャーナリスト)
http://www.incidents.jp/
【原告参加申込書】ダウンロード
https://docs.google.com/file/d/0B-pn-GuaMoS1ZFNacUkzY1Z2dE0/edit?pli=1
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