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2012年8月26日 (日)

真昼の暗黒~東京スカイツリーの闇と、保護房の闇

 マイニュースジャパンに下記の記事を書いた

「東京スカイツリーの闇 再開発名目で江東区が野宿者を強制排除、抗議→逮捕→保護房監禁の恐怖」http://www.mynewsjapan.com/reports/1682
 
 ホームレス、野宿テント生活者を排除する世の中は恐ろしい。このような排除の政策に抗議した人物が警察に逮捕され、「保護房」(05年法改正で「保護室」と改称)で監禁。人権侵害を受けている。警察の留置場、拘置所、刑務所における人権抑圧は、許せないとともにニッポンの恥と言うべきだ。

 狭い部屋で小さな曇りガラスの窓で外は見えず、わずかなのぞき穴と食器口がある監禁部屋が保護房だ。

 歯磨き禁止、接見禁止、風呂禁止、髭剃り禁止、手紙や新聞・本を読むのを禁止、運動も禁止、ふとんなし、まくらなし。

 24時間蛍光灯で眠れず、衣服で目をおおおうとすると、警官に没収される。ただいやがらせをしているだけだ。

 警察署の保護房だから、たいていの人はまだ裁判も始まっていない人で、犯罪人でもない。ところが外部の目がないことをいいことに、こういうところに簡単に押し込められてしまう。

 拘置所や刑務所では、被拘禁者の頭に袋をかぶせて床に仰向けに寝かし、腹の上を看守が飛び跳ねる「トランポリン」という虐待や、厚い革手錠(腹を巻く)をきつく締め上げ、腸がねじ切れたり、という事件も起きている。

 ハンストすると鼻に管を差し込んで、大量の溶液を胃に直接流し込む拷問などもある。国際条約で禁止されていることだ。

 有名なのは、名古屋刑務所の保護房でおきた虐殺事件。受刑者を全裸にして肛門に消防用ホースで噴射し、殺害した。これは報道されたので記憶している人もいるかもしれない。

 こうした独裁政権下、後進国のような虐待をやめさせるには、保護室を法律で禁止することだ。さらに、警察署に被疑者を拘束する代用監獄制度の廃止が急がれる。

 捜査機関[警察)が被疑者を自分たちに施設に拘束して1日24時間、何十日間にもわたって全生活を支配し、ウソの自白に持ち込む。これが警察の代用監獄制度だ。法を再改正して、即刻廃止すべきだろう。

 このほか、権力から独立した人権擁護機関を創設し、予告なしに拘禁施設を査察できる権限をもたせるのも必要ではないだろうか。こうでもしなければ、人権状況は改善せず、いつまでたっても日本は後進国といて世界の心ある人々からバカにされるであろう。

 いろいろやらなければならないだろうが、まずは、日本が先進国で民主主義国、人権もそこそこ守られていると思っている人たちに、事実を知らせるのが大切だと思う。

 

 

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