新宿署 痴漢冤罪暴行自殺事件 警察が被害者をデッチアゲ?
JR新宿駅で痴漢と間違えられて女性の連れから暴行を受け、自ら110番通報して警察に助けを求めた原田信助さん(当時25歳)。ところが、暴行事件の被害者としてではなく、痴漢の被疑者として取り調べられ、釈放後に絶望して地下鉄で自殺してしまった。いま母親の原田尚美さんが国家賠償請求訴訟をしているが、そのなかで、警察が痴漢被害者の女性や調書・被害届をねつ造したのではないかとの疑惑が高まっている。
この件についてはインターネットサイト「マイニュースジャパン」で記事を連載していおり、第4回で”ねつ造疑惑”について簡単に触れた。このサイトは有料なのだが、さわりの部分は無料で読めるのでぜひとも読んでいただきたい。
本当は全部読んでもらいたいけれど・・。
昨年4月の提訴からずっと被告の警視庁(東京都)は証拠提出を拒んできたが、出さなければ(証拠ゼロならば)警察がつくった準備書面はねつ造になる、と原告の弁護士が主張していた。
まったくそのとおりである。ここにきてようやく検察から事件記録の大部分の文書が公開され、裁判はあらたな展開をみることになった。
証拠なしに裁判が進められていたのが少しはましになったかと思いきや、肝心の”被害女性”や暴行を振るったとされる男性の開示写真は、目撃者の証言とまるで違う風体であると、原告の原田尚美さんや代理人は言っている。
それどころか、被害届や女性の供述調書も、死んだはずの原田信助さんが生きているかのような書き方だという。
300枚もあるという開示された資料を検証していけば、とんでもない展開になるかもしれない。引き続きこの事件を追っていきたいが、まずは第4回の記事を読んだいただきたい。
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