“在特会の正体”執筆者/安田浩一氏の講演会
5月21日(土)2時 草の実アカデミー第27回講演会
講師・安田浩一氏(ジャーナリスト)
“在特会の正体”執筆者が語る日本の現状
~在特会に見る日本の病理&差別と貧困の外国人労働者~
■現代の奴隷貿易、そして在特会
今年2月、今回の講師・安田浩一氏と一緒に「トヨタ総行動」という労働運動の集会を取材に行きました。東京に戻って彼の著書『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書)を読み、あらためて衝撃を受けたのです。まさに渾身のルポといえる本だと思いました。
月給6万円で、様々な名目で賃金を削られ、手取り月1万5千円の中国人実習生などの実態を生々しく、当事者や関係者を丹念に取材し書かれた本格ルポルタージュです。日本の製造業を支える外国人労働者の心の痛みが伝わってくる。
日本という国、大企業の本質が見えるルポを書いた安田氏が、外国人問題を通して在特会に興味をもち取材を始めました。ところが、何度申し込んでも桜井誠会長は取材に応じず、安田氏と講談社からの取材を拒否するように会員に通達したといいます。
結局、講談社発行の『G2』第6号に安田氏は記事を掲載しました。同誌にはT氏(桜井誠会長本名の頭文字)の少年時代のようすを探ることから始まり、非常に読み応えのある記事でした。つづく第7号でも続編を書いています。
気鋭のジャーナリスト安田浩一氏の講演をぜひ聞きにいらしてください。
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【安田浩一氏の著書・注文】
『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書)860円
講演者支援の意味もあり事前注文を受け付けます。5月21日の講演当日にサイン本を販売します。ぜひ応募してください。下記のメールに「安田氏の本購入」と氏名を書いて送信お願いします。
●著書購入申し込み
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