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2010年6月10日 (木)

管直人新内閣で世襲大臣が激減

 管新内閣が発足した。大臣のうち世襲(マスコミの定義による)が中井ひろし国家公安委員長だけ。自民党政権末期は、内閣のみならず国会議員の世襲率がひどく、お殿様と若君による政治だった。それまでとはあきらかな違いがある。

 管首相の父もサラリーマンで、東京赴任で山口から移住した。首相自身は都立高校に通い東京工業大学に入学した。そして市民運動の世界へ。学歴エリートには違いないが、麻生内閣までの御坊ちゃま政治家とは全く違う。

 ほかにも母子家庭の子息が2人。ひとりは前原誠司氏。ほかにも建設工事などをやって苦学して大学を卒業した人や、田舎の農家の生まれで大学中はキャバレーのボーイなどをして卒業した亀井静香氏らもいる。

 ほかの大臣も、かつての自民党政権に比べるとはるかに庶民である。庶民だからすべていいとは言わないが、少なくとも、まったく他人の痛みのわからない世襲政治家に牛耳られていた政府から新政府に代わったことは、大転換のきざしがある。

 これだけの内閣の顔ぶれの変化は、ヨーロッパあたりなら、左翼政権が樹立されたり、ゼネストで混乱したあとに生まれた政府とか、そうとう大規模な社会変動がおきないとありえない話だ。

 日本の場合、何の混乱もなく、暴動もなく、血も流さずに、しずかに”革命的”な事態が進行する可能性がある。

 政府のやり方、それをしっかり監視する市民らによって、あるいは第二言論(非大手マスコミ以外の言論)によって、日本が世界トップクラスの成熟した社会に変わる可能性があるのではないか。

 実は私は、こんなふうに前向きに明るく考えているのだ。ただし、「みんなで頑張れば」である。

  左翼政権ができた、日本が社会主義になる、などとわめいている自民党系の保守政治家はもう終わったのである。少なくとも当分は浮かびあがれないだろう。なにしろ自民党とりわけ世襲政治家は「反省ゼロ」だからである。己を見ていない。

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