原口総務相の記者会見に初参加
1月12日夕方から総務省で行われた原口大臣の会見に初めて参加した。主催は記者クラブだ。数日前に、記者クラブ加盟社以外の人の記者会見参加をめぐって、「事件」が起きたから、私は急きょ総務省に出かけて行ったのだった。
原口一博総務大臣の提案で記者会見のオープン化が始まって、ネットメディやフリーの記者も記者会見に参加できることになった。権力側が言い出して実現するというのもへんだ。本来なら、記者クラブこそが率先して実現すべきだと思う。
オープン記者会見初日には、アワープラネットTVの白石草(はじめ)さんが出席し、質問した。すると会見終了後に幹事社の朝日新聞社に怒られてしまった。参加はいいが質問はダメだったということだった
その後も電話で失礼なことを言われたというのを聞いて、私はまずは現場に行こうと、総務省記者クラブを訪ねたのだった。
入口からはいると記者クラブ撮影禁止などと貼り紙がしてあった。受付のようなところで記者会見に参加してい旨を告げると、申込用紙を渡されたので必要事項を書いた。
今日は、参加だけで質問はできないことも告げられた。本格的に参加したい場合は、申込書と掲載記事などを送って審査してもらうのだという。そこで、印刷物をもらった。
その印刷物によると、記者会見参加の要件は次のとおり。
①日本民間放送連盟会員社に所属する記者
②日本雑誌協会会員社に所属する記者
③日本専門新聞協会会員社に所属する記者
④日本インターネット報道協会法人会員社に所属する記者
⑤日本外国人特派員協会(FCCJ)会員社に所属する記者および外国記者登録証保持者
⑥上記①から⑤に該当しない記者で、総務省記者クラブ加盟社および上記①から⑤に掲げる企業・団体が発行する媒体に定期的に記事等を提供する者。
まずはオブザーバー参加ということで聞いていた。
正式に参加するには申し込み用紙に、上の⑥にあるように記事などの資料を添付して判断を受けるしかない。厳密にあるいは杓子定規に上記の規定で見ると、私は正式に参加できなくなってしまう。
私が継続して寄稿しているのは『週刊金曜日』や『マイニュースジャパン』あるいは専門誌だから、どうなってしまうのか。それに単行本も私は出しているが、これは対象にはならないのだろうか。
というようなこともあり、総務省記者クラブは、さらなる記者会見のオープン化を巡って議論されるという。ぜひ、私も参加していのでお願いしますね。
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