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2010年1月28日 (木)

普天間基地 日本はアメリカに苦しめられている

 沖縄県名護市長選で基地反対派が勝利した。普天間基地閉鎖問題(移設問題ではない)で、沖縄の人は分断され、日本全国も混乱し、民主党政権も困っている。混乱の主な原因は、アメリカによる圧力である。

 いくら安保条約があるとはいえ、何から何までアメリカの命令通りに事を運ぶのには無理がある。他国の軍事基地で、なぜ日本がこれだけ苦しめられなければならないのか。

 混乱の最大の責任はアメリカ合州国(合衆国にあらず)にある。それなのに、基地閉鎖問題が浮上してから大マスコミの多くは、あろうことか日本政府を批判的に追及する方向を示している。

 たしかに政府として責任を持って解決しなければならない。でも、この問題によって「アメリカが怒る」「日米同盟に亀裂が」・・・などと心配しすぎである。政権が変わったのだから、振り出しにもどすのは当然である。「普天間基地にまつわる条約」などという条約を結んだわけではないのだから。

 つまり「日米合意」をもう一回やり直す。もちろん、玉虫色の決着や、ウルトラC的な解決は考えられなくもないだろうが、根本はこれに尽きる。

 パラダイムシフトしましょうよ。これが常識だ、と思っていることでも発想を変えると考え方の幅が広がるし、一歩踏み出すことで打開できることもある。

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