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2010年1月29日 (金)

1月31日 朝日訴訟と生存権の意義

<東京平和創造塾(SPCT)第3回> 
テーマ:朝日訴訟と生存権の意義
講師:朝日健二さん(朝日訴訟の会理事)
日時:1月31日(日) 午後1時~4時
会場:会場:文京区民センター(都営地下鉄三田線「春日駅」下車A2出口真上、
    地下鉄丸の内線、南北線「後楽園駅」下車徒歩3~4分)
地図:
http://www.b-academy.jp/faculty/c04_01_j.html?area=sitemap
   http://www.cadu-jp.org/notice/bunkyo_city-hall.htm
参加費:1000円
※講座の終了後、午後4時から講師を囲んで懇話会を行います。

 年収200万円以下のワーキングプアーが1032万人を越え、非正規労働者が就業者の3分の1にもなる1700万人を越えた。失業者は359万人。自殺者も年間3万人にも増えている。

 このような貧困と格差の拡大の中で、<生存権>がにわかに浮上し、憲法第9条だけでなく、第25条が「生存権」であったことも注目されるようになった。

 1957年に結核療養所で闘病中の朝日茂さんは、生活保護を削減される措置
を憲法第25条違反として裁判闘争を展開した。彼の死の直前に養子縁組を
してこの裁判闘争の継続を可能にしたのが、朝日健二さんである。
 裁判は敗訴したが、この闘いは「人間裁判」として歴史に刻まれている。朝日健二さんは、裁判終了後も、生存権を実現するための闘いを一貫して主張・実践している。
 参考文献:朝日健二・君子さん「朝日訴訟に生涯を賭けて」隔月誌『プランB』
第21号(2009年6月号)(ロゴス社)
 
◇東京平和創造塾(SPCT)の今後の予定
●第4回 10年3月21日(日) 午後1時~4時
<世界経済恐慌のメカニズムと意味>
講師:建部正義さん(中央大学教授) 
 内容:現下の経済危機は世界恐慌と呼ぶに値する。そのメカニズムを「カジノ型金融資本」をキーワードにして解明し、資本制経済の現局面の特徴をえぐり出す。
 その歴史的位置を明らかにして、変革の展望がどこにあるかを探る。
参考論文:「世界大恐慌と現代資本主義の歴史的位相」(『プランB』第22号)

●第5回 10年5月16日(日)
<東京都政はどうなっているのか>
 福士敬子さん(都議会議員(自治市民’93))
内容:2009年7月の都議会選挙で民主党が第1党になり、石原都政はどうなるのか。築地市場移転は? 新銀行東京は? 激戦を勝ち抜き4期目の当選を果たした
「自治市民’93」の福士敬子都議が、新しい都議会の実態を明らかにし、都政の
当面する課題を提起する。都政への関心を高めよう。
■東京平和創造塾(SPCT)とは
 人間と自然が大切にされ、非核と平和を世界に発信する活憲都市・東京を
創りあげていくために、憲法第9条(戦争放棄)と第25条(生存権)が貫かれ、
市民自治のためには第92条(地方自治)が、労働運動では第28条(勤労者の
権利)が活かされなくてはなりません。それらの課題を横断的に連携することが
求められています。その第一歩として、さまざまな立場を越えて率直に学びあい、語り合う場として「東京平和創造塾」を開講されました。
 今期は、 第1回目の9月20日(日)から始まり、隔月ですでに2回の講座を
行い、次回第3回目を含めてあと3回の計5回を予定しています。塾生として
通して参加することもできますが、1回ごとの参加も可能です。
東京平和創造塾(SPCT) School for Peace Creation in Tokyo
〒113-0033 東京都文京区本郷2-6-11-301
       TEL.03-5840-8525
URL 
http://www18.ocn.ne.jp/~logosnet/spct.html

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