元日本軍性奴隷被害者(いわゆる従軍慰安婦)に法的救済を
少し時間が経過してしましたが、報告です。
元日本軍性奴隷被害者(いわゆる従軍慰安婦)たちが共同生活を営む「ナヌム(分かち合い)の家」に併設された歴史館で研究員として働く村山一兵さん(29歳)の講演会が129日、川崎市内で行われた。
現在国内13の地方議会、海外4つの市議会で「慰安婦」問題の解決を目指す意見書が採択され、立法措置による解決を求めている。村山さんは韓国留学中にナヌムの家を訪ね、06年から働き始めた。
「ハルモニ(おばあさんの尊称)は現在9人生活していますが、最高齢は91歳、一番若い方が82歳です。もう時間がないのです」
と村山さんは訴える。1990年初頭に被害者が証言し始めてから20年近くが経とうとしているが、謝罪と補償の立法措置がとられていない。
日本軍の慰安所は、北朝鮮・韓国・中国・フィリピン・マレーシア・インドネシア、太平洋諸島など広大な地域に設置され、小さな沖縄だけでも150か所存在した。日韓問題だけでなく大きな国際問題だ。
「日本軍による性暴力被害に、日本人で、かつ男性である私だからこそ向き合わなければならないと思います」と村山さん強調した。
この問題ほど、日本人男性の魂が問われているものはない。
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