東京の高円寺で職質反対デモ
東京杉並の高円寺で「安全・安心なまちづくりを求めるデモ」が10月12日行われ、約100人が参加した。
集まったのは、日ごろサウンドデモを実行したり、フリーター労働運動に参加する若者が中心で、彼らのスローガンは、多くの人が日ごろ感じている息苦しさを現したものだった。
○警官の不法な「職務質問」がない安全・安心な街を!
○自転車の拉致と身代金請求のない安全・安心な街を!
○タバコを街頭で吸っても罰金を取られない安全・安心な街を!
○ビラ配りを取り締まられない安全・安心な街を!
○街頭での演奏やパフォーマンスが規制されない安全・安心な街を!
デモの背景には、政権交代しても、路上の自由を規制する動きにブレーキはかかっていない状況がある。「安全・安心」を隠れ蓑に、秩序が大好きな人たちに都合の悪いものを街頭から排除し“清潔な街づくり”が進行しているのだ。東京各地で結成されている「自警団」は、路上でたむろする自由すら許さない。
さらに今年3月、東京都は街頭パフォーマンスを規制しかねない「安全・安心まちづくり条例」改悪を強行してしまった。息苦しさに鬱憤を晴らす明るいデモだった。
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