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2009年10月24日 (土)

10月25日(日)民主党政権下での市民運動の課題

 議会史上初の本格政権交代が実現した。自由選挙で野党第一党が過半数を制するという、あざかやかな政権交代は、歴史上初めてだ。しかし、政権交代だけでうまくいくと考えている人はほとんどいないだろう。新政権下での士民運動は、今後どうすればいいのか。私も参加して発言します。直前のお知らせですが、可能な人はぜひ参加してください。

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●テーマ:民主党政権下での市民運動の課題
●日時  : 10月25日(日)午後1時30分開始
●場所 :文京区民センター(地下鉄後楽園駅・JR水道橋駅)
●資料代 : 700円
●報告  村岡 到(政治の変革をめざす市民連帯)
       林 克明(草の実アカデミー)
●共催: 基地のない平和な沖縄をめざす会
      草の実アカデミー
      政治の変革をめざす市民連帯
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 なにしろ本格的政権交代は初めてだから、今後を読むのはむずかしい。しかし、私が考えていることを箇条書き的にあげてみたい。

1、なぜ自民党は惨敗したか。⇒パンがないならお菓子を食べれば?

 (1)小泉構造改悪のせいで貧困化が進んだのは誰の目にも明らかになった。貧乏人を増殖させる政策に反発が強まった。しかも、日本だけじゃなく世界的にみても現状の資本主義やいわゆる新自由主義はダメだとわかった。

 (2)なおかつ、自民党の世襲ファシスト的側面に対し、明確に把握しているわけではないが、庶民の感覚でいやけがさした。「えっ、パンがないの? じゃ、お菓子を食べればいいじゃない]ちなみに、自民党の連中は、なぜ負けたのかわからない。後援会の人たちには謝罪しても、人民にはひとことも誤らない。

 (3)小泉と安倍のおかげ。貧困増大と対米従属を強めた小泉さんのせいで自民党が壊れた。さらに、勘違いした安倍晋三さんが、極右路線を走り数々の強行採決で、強権的な側面が露呈し、多くの人が不安を覚えた。ありがとう、小泉さん、安倍さん。

 (4)制度疲労 構造的なもの。族議員、官僚依存、地方・選挙区への金の分配システムうんぬん・・。

 (5)自民党にはウンザリだが、仏ミッテラン左翼政権(1980年)のような政権ができたら、日本が大きく変わってしまう。それはいやだ。大変革もいやだ。革命もいやだ。と思っていたところに手頃な民主党があった。

2、民主党政権発足後の評価

 (1)ほんとうは(全国比例代表選挙なら)民主党は206、社民党は20、国民新党は8なのだ。それなのに、民主党が圧倒的支持を得ていると報道したり騒いだりするのは、そもそも間違いである。

 (2)自民党末期は世襲が特徴的だったが、新政権は高偏差値が特徴だ。東京大学出身者が多く、偏差値の高い人が前よりも多くなった。これがいい方向に向かうのか悪くなるか、いまのところ判断はできない。

 (3)新政権は松下政経塾出身者が幅をきかせている。埼玉の知事、杉並区の区長、横浜の前市長・・。。新自由主義が大好きで「新い教科書をつくる会」の教科書が大好き。⇒上記「埼玉の知事」と書きましたが、「神奈川県」の知事です。訂正いたします。(09年10月24日更新)

(4)評価すべき点は、政策決定のプロセスがオープンになってきたこと。基本的には記者クラブを解放(開放)する意向を示すなど、情報公開に自民党政権よりも積極的である。まとめると情報公開のメリット。

(5) さらに、社会福祉など前政権より少しはマシ。それから共謀罪が廃案になったこと。ただし、おとり捜査や司法取引を持ち出しているのは危険である。

3、はんた~い!!の運動に「○×をやれ!」を加えよう

 今後どうすればいいか。鳩山政権打倒と叫ぶ人もいるが、現段階でこのスローガンや行動は得策ではないと私は考える。いい部分をぜったいに公約通りやらせて現状を変えることが必要だ。

 Part 1もっと頑張れ

 (1)情報公開を徹底させろ。法改正、請求者の経費負担も考えろ。

 (2)記者クラブ完全開放

 (3)闇の審議会と公的機関への天下り阻止の「公職任命コミッショナー制度」実現せよ。(マニフェストにあり)。

(4)そうだ、インド洋の給油を中止しろ。公約通りに。

(5)取調過程の可視化。実現がんばれ。ついでに代用監獄を廃止しろ。

(6)国家戦略室参与になった湯浅誠氏の言うことを全面的に聞き、貧困対策実施しろ。

(7)高等学校の実質無償化、がんばってやれ。将来は大学院までただにしろ。

(8)定住外国人に参政権を与えよ。

Part2  反対!!そして監視すること

(1)辺野戸基地建設反対の圧力をかける。

(2)アフガニスタンでの自衛隊活用拒否。

(3)議員定数削減(とくに比例区)反対。歳費を減らして議員を増やせ。

(4)民主制を揺るがす小選挙区比例代表並立制を廃止せよ。

(5)アメリカ従属反対。共謀罪廃案の代わりに、おとり捜査と司法取引導入に反対。こんな概念も議員定数削減も二大政党制も、アングロサクソン型思考に屈伏しているからだ。断固反対すべし。

(6)松下政経塾出身者の情報収集と監視。資本主義体制、保守体制を存続させるためにつくられた松下政経塾。ここの出身者がやっかりである。まずは情報収集を複数の人が協力して行い、分析、対策、宣伝をやるべきだ。

 やらなければならないことは多々あるが。まずはメモとして以上を記しておきたい。

 

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