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2009年8月28日 (金)

総選挙投票日に小選挙区二大政党制反対集会

 日本を大きく変える総選挙が間近だ。最大の争点は「政権交代」である。しかし、仮に政権交代が起きたとしても問題は山積み。とくに不公正な小選挙区制度を存続させ、嘘も千回言えばほんとうになると言わんばかりの「議員定数削減」を実現させれば、とんでもない事態になる。大正時代からの念願である真の普通選挙(自由選挙)を実現させるための集会が8月30日、東京の文京区民センター3階で午後1時30分から開かれる。ぜひ集まってください。

◆不公正な小選挙区制

 8月30日は衆議院総選挙の投票日。衆議院は小選挙区比例代表並立制で、
小選挙区から300人、比例代表から180人という小選挙区中心の選挙制度である。 

 小選挙区制は、多くの死票を出し、少数意見、少数派政党を切り捨てる、民意を正しく反映しない制度だ。2005年小泉郵政選挙の結果をみれば歴然。左が実際の獲得議席で、⇒の右側が比例代表制で実施した場合の本当の民意による議席だ。

自民党  296⇒182
民主党  113⇒149
公明党  31⇒64
共産党  9⇒35
社民党  7⇒26
国民新党 4⇒8
新党日本 1⇒11

(諸派・無所属のぞく。出典「小選挙区制NO!二大政党制神話の罠」
(ロゴス刊)28頁)

◆民主党は比例区選出議員を減らす暴挙

 今回の総選挙で、民主党の勝利がマスコミで喧伝されているが、民主党は比例区選出の議員定数を現行の180議席から100議席に大幅削減すると公約している。

 そうなったら、日本共産党、社民党などの護憲派政党は壊滅的な打撃を受ける。民主党も9条改憲を言い、核武装や自民党以上の右派・国家主義者を多数含む政党だ。

 共産党、社民党などの力が激減した場合、一気に9条改憲や海外派兵の恒久化に向かう危険もある。状況によれば、自民党より危険な政権になる可能性もあると私は見ている。

◆日本は国会議員が異常に少ない

 そもそも日本は国際的に見て、人口比で議員定数が非常に少ない。
たとえばフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の「衆議院」の項目の
説明によると、議員一人にたいし国民が何人かは以下のとおり。

◎日本衆院     国民26.5万人あたり1議席、
◎メキシコ代議院    21.9万人、
◎韓国国会       16.2万人、
◎トルコ大国民議会   13.6万人、
◎ドイツ連邦議会    13.4万人、
◎スペイン代議院    12.8万人、
◎カナダ庶民院が    10.9万人、
◎フランス国民議会   10.8万人、
◎イギリス庶民院(下院)9.5万人
◎イタリア代議院    9.5万人、
◎ポーランド下院    8.3万人

 日本は国会議員が人口に比べて少ない。少ないといえばアメリカだ。二大政党制もアメリカのまね、少ない議員もアメリカのまね。「小さな政府」だとか「大きな政府」なぞという下品な言い回しもアメリカのマネではないだろうか。

(少しずれるが、無所属候補差別 何百万円もの供託金(貧乏人は選挙にでられない制限選挙)など、民主政治を担保する選挙制度には問題が多い)。

◆議員経費を削減し議員増加⇒官僚に対抗を

 それに経費削減を言うならば、議員数を減らすのではなく、議員歳費を減らせばすむ。官僚をチェックし、民意をより正しく反映するためには一定数の議員数は必要だ。
 
 政治家の数を減らして、どうやってあの官僚たちに対抗し、監視しようというのか。

 選挙投票日の8月30日に、選挙制度や議員定数について考え、小選挙区制反対・議員定数削減に反対する下記の討論集会を行います。声をあげましょう!
 
 なおメイン報告者の羽原清雅さんは、朝日新聞政治部長として、小選挙区制導入当時から、小選挙区制に反対してきた方で、現在は帝京平成大学教授。
 最近の論文:「民主主義を問い直す衆院選」『もうひとつの世界へ』 第18号

◆「嘘も千回言えば本当になる」を見やぶろう

 過去に政治改革、せいじかいかく と千回叫び「小選挙区制」が導入されてから急速に格差社会が拡大(小泉になって格差が広がったのではなく、その準備が本格化したのが、小選挙区第一回選挙の1996年ごろからだ)
 
 1993年 小選挙区制で日本はすばらしくなる!
 2005年 郵政民営化で日本はすばらしくなる!
 そして2009年 議員定数削減で日本はすばらしくなる!

 1回、2回だまされるのは被害者だ。しかし、3回だまされたら
それは犯罪行為だと私は思う

<小選挙区制反対・議員定数削減反対 討論会>

 日時:8月30日(日)午後1時30分~
 場所:文京区民センター (地下鉄春日駅、後楽園駅下車)
 地図
http://www.b-academy.jp/faculty/c04_01_j.html?area=mainColumn
 
 メインの報告:羽原清雅氏(帝京平成大学教授)
 司会:林克明
 資料代:700円
 主催:小選挙区制廃止をめざす連絡会
  
 賛同人
   相川晴彦  京葉生きいき会議(千葉)
   石井孝夫  政治の変革をめざす市民連帯
   江原栄昭  新社会党東京都本部副委員長
   大久保雅充 基地のない平和な沖縄をめざす会
   長内経男  市民じゃーなる(埼玉)
   河内謙策  「平和への結集」をめざす市民の風
   佐藤和之  労働者ユニオンLIAF執行委員
   田口房雄  選挙制度修正投票推進全国会議
   中本正一朗 沖縄工専教授
   原田伊三郎 世直し老人党幹事
   林 克明  草の実アカデミー
   水上正貴  金融労働調査時報編集長 2009.7.21

小選挙区制廃止をめざす連絡会・幹事
         石井孝夫、佐藤和之、原田伊三郎、林克明、村岡到

連絡先:Eメール:logos@lake.ocn.ne.jp

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