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2009年7月24日 (金)

世襲議員は何人落選するか

 世襲議員ゴールデン・リスト④

 「日刊ゲンダイ」(09年7月25日付)に面白い記事があった。大逆風! 自民世襲落選リスト69人というものだ。8月30日投票の衆院選の争点は、世襲政治を認めるか否かだ。

 こう着状態の政治・社会状況を生みだした原因のひとつは世襲議員の跋扈にある。知名度があり、親族からの後援会組織を受け継ぎ、資金も非課税で引き継げる。

 「世襲議員ゴールデン・リスト」を編集していて、つくづく思ったが、世襲議員は、次のような人たちだ。

「もう食べるものがないんです」という貧しい人に対して、「えっ? 食べるものがなかったら、お菓子を食べればいいじゃない」と答える類の人々が多い。もちろん極端な表現だし、全員ではないし、実際にこういうことは言わないだろう。

 選挙が始まれば、有権者に頭も下げるだろう。だが、本質的には「お菓子を食べれば・・」の感覚である。彼らに、貧しい人のことを心底考えることはできないし、不公正な競争で排除される人の気持、日蔭に追いやられた人々の気持ちもわからない。

 そのくせ「我が国の伝統」だの「憲法を改正して」だのノタマッテいる。自分たち「権力者」を縛る憲法が嫌い、というわけだ。戦争になったら、自分たちは安全な場所を確保するに違いないのに「いざとなったら戦いも辞さず」なんていう麻生太郎氏のような人もいる。

 どう考えても、貧困問題を解決し、社会を抜本改革する力は世襲議員にはない。それどころか、存在自体が迷惑である。いまだに世襲政治の「功罪」などとノンキなことを言っている人がいる。「罪」の部分があまりにも多すぎる。

 貧しい人、派遣労働者、母子家庭、非正規、パート、失業者・・・。私もその仲間だが、なぜこんな日本になってしまったのか。その”犯人”は誰なのか。はっきりと認識してほしい。私たちにとって世襲議員は、百害あって一利なし。

 立派な家に生まれ育ち人柄もよく、優秀な世襲議員もいる、などと言っていると、また騙されますよ。いや、殺されますよ。

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