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2009年2月22日 (日)

2月28日「チェチェン民族学序説」刊行記念会

 強大なロシア帝国に抵抗し続けて400年。超少数民族のチェチェン人はなぜ滅びないのだろうか。チェチェン紛争を取材してきて、ずっと心にあった疑問と驚きである。疑問に対するストレートな答えではないが、チェチェンの民族哲学・行動規範である「ウェズデンゲル」が抵抗の礎になっている。その存在を知り、チェチェン人作家と日本人翻訳者をとりもって、2009年2月、世界に先駆けて出版することができた。4171

 地味な本だが、人間の生き方や人間関係、その先にある共同体について考えるときに役立つのではないかと思う。チェチェンに強い興味がのない人でも、何らかの参考にできるのではないか。

 2月28日(土)夜に、出版記念報告会があるので、関心のある方どうぞご参加ください。もちろん会場で本を販売しますので、この機会にぜひお買い上げください。

日時:2009 年 2 月 28 日(土)午後 6 時 30 分~8 時 30 分

会費:500 円 主催:チェチェン連絡会議

会場:東京ボランティア・市民活動センター 会議室 B

    http://www.tvac.or.jp/page/tvac_access.html

交通:東京メトロ有楽町線東西線南北線大江戸線 飯田橋B2b 出口真上JR 中央線 飯田橋駅 西口 右手セントラルプラザ 10 階(徒歩 5 分)

内容:

「ウェズデンゲルとは何か? 林克明、今西昌幸(訳者)、大富亮(編者)が語る!」

モスクワ弁護士・記者暗殺事件報道を読む」(大富ほか)

お問い合わせは editor@chechennews.org

本について:「チェチェン民族学序説ーその倫理、規範、文化、宗教=ウェズデンゲル」 ムサー・アフマドフ著 今西昌幸訳 林克明大富亮編/画 高文研刊 本体 2,500 円

ロシアとの対峙を続ける少数民族チェチェン。その世界観、宗教観、先史時代から受け継がれる慣習がいま明らかに。厳しい慣習と神への尊敬が人を律する、チェチェンとその精神を理解するための一冊! 資料編として、チェチェン共和国憲法(独立時代版、傀儡版)などの法律条約の全訳を掲載。

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