麻生太郎の暗部
自民党総裁選の最大の争点は、誰が総裁に選ばれるかではなく、また有権者がだまされるか否かである。小泉劇場の再現を狙う自民党とマスコミ(大新聞とテレビ)連合軍が、総選挙で自民党の敗北を最小限にとどめようと努力しているようだ。候補者全員、総裁の資格はないと思うが、最も不適切なのは、麻生太郎である。
魚住昭氏の著作によれば、麻生は「野中のような部落出身者を総裁にできんわな」と言い放った。野中とは、元自民党衆院議員の野中広務のことである。
このような人物が公党の総裁になるの問題で、議員になる資格すらないと私は考える。この件とは別だが、ジャーナリストの桜井春彦氏の「桜井ジャーナル」見えない帝国の闇、に面白い記事があった。
以下、一部引用
「麻生の祖父、吉田のスポンサーだった人物は、麻生の父である麻生太賀吉だ。太賀吉が経営していた麻生炭鉱は8000人とも1万人とも言われる数の朝鮮人労働者を劣悪な条件で働かせていたと言われ、給与の大半を「保管」させる形、つまり事実上の無賃金で強制的に働かせたとされている。オーストラリア人捕虜やイギリス人捕虜、約300名も強制労働に従事していたことも判明している。」{引用終わり)
このような記事を出したマスコミは日本になく、The JAPAN TIMESのみが報道したとか。今の日本の支配層が戦前からそくり引き継がれていることをにおわせる例だ。
前述の部落差別といい、朝鮮人差別(創氏改名など)といい、公のトップに立つ人物がこれでは・・と書きたいところだが、こういう状況を許している日本人のレベルを思わざるを得ない。
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