第二言論の結集「草の実アカデミー」創立
政官財報軍の総権力体制が着々と出来上がっている。つまり政治・官僚・財界・報道・軍(自衛隊)などが密接に絡み合って、事実上の国家総動員体制が確立されている。かつてこの国ににあった「在野」という日本語は死にかかっている。これでは、あまりにも情けない。ということで仲間とともに「草の実アカデミー」というグループをつくった。
草の実アカデミーとは・・
◎設立のきっかけ
元衆議院議員でNHK労組委員長の上田哲氏の個人誌『百万の声』が2007年、創刊500号を迎えた。同年12月に開催された500号記念シンポジウムで、あたらしい市民グループの設立を決めた。つまり「草の実アカデミー」は、ミニコミの読者がつくりあげた。
◎「草の実アカデミー」は、何をするのか。
第二言論の結集である。いま日本は、政・官・財・軍・学・報が癒着し、総権力体制が確立されている。野党的精神が根本的に失われつつある。とくに報道=マスコミとアカデミズムの衰退は回復不可能と思えるほどだ。
だから「草の実アカデミー」は、これはおかしい、という声を上げる場である。圧倒的な量の情報を流す第一マスコミに対する第二言論。どんな人が参加してもいいが、中心はフリージャーナリスト&行動する言論人である。
◎講演&シンポジウム&行動
世の中のおかしいことをおかしいと指摘するためのに、講演やシンポジウムが主な活動内容となる。ただし、講演だけで終わらせずに、小さなことでもいいから「具体的行動」を提起し、講演会が開催されているその場、あるいは別の日に行動する。
署名、裁判傍聴、集会・デモ、提訴、懲戒請求、当該組織への要請行動ほか・・・・・。インターネットは駆使するものの、アナログ的、古典的手法に回帰してみる(林の個人的な考え。そして以下の文章も林個人の考え方)。
言ってみれば、明治時代に帰ってしまうこと。
明治時代の自由民権活動家や大正時代の言論人や活動家の姿勢を尊重することである。彼らはさまざまなことを実行したが、そのポイントは(1)雑誌や新聞の発行(2)演説会(3)たまにデモ
革命家と言われた人たちだって、ほとんどの場合、実際に行っていたのは言論表現活動である。なかにはユーモアのあるものもあった。
◎第一回実績 2008年2月11日
「ひげ隊長の闇を照らす」林克明講演+討論+行動するためのガイドブックを参加者へ提供。
◎第二回 2008年5月31日
「悲鳴を上げる兵隊&言論弾圧訴訟(SLAPP)
林克明 ジャーナリスト
三宅勝久 ジャーナリスト
黒藪哲哉 ジャーナリスト
裁判がおかしい
近いうちに、ホームページあるいは専用のブログをつくりたい。また、講演やシンポジウムの結果を一部インターネットで公開し、活字のパンフレットも刊行したいと考えている。
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