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2008年6月12日 (木)

日本史上初 首相問責決議案可決

 参議院で首相に対する問責決議案が可決された。法的拘束力がないし、小泉首相のように「意味がない」という人もいる。だが、これは、天照大神の時代から現在にいたるまでの長い日本の歴史で、初めてのことだ。だから、それなりに意味は重いのだが、決議するのがあまりにも遅すぎた。

 いま、「そんなの関係ねえ病」が万延している。

1)今回の首相問責決議案にたいして「たいした意味ない」というようなことをいった小泉純一郎元首相。もちろん、福田首相も。

2)名古屋高裁における航空自衛隊のイラク派遣に対する違憲判断に対して、航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄が「そんなの関係ねえ」と発言した。

3)イラクで、自衛隊法・イラク特措法・憲法なんかどうでもいいと、戦闘行動をでっち上げようとしていた佐藤正久参議員。(注:本人の発言としては、憲法に抵触しない範囲でとの趣旨は述べていた)

 まだまだほかにもある。何が起きても、どんなに批判されようと「そんなの関係ねえ、僕知らないもん」だ。ほんとうにお坊ちゃまたちの頭の中身はすごい。

 もちろん、田母神氏や佐藤氏は、2世・3世議員のような意味でのお坊ちゃまではないが、エリートであることには変わりなく、世間から隔離された”塀の中”の論理で生きている人たちである。

◇時機を逸するな

 今回の首相問責決議で思ったのは、「時機を逸するな」ということだ。昨日可決された問責決議は遅すぎる。では、いつだったらよかったのか。

 私の考えでは、今年1月に問責決議案を提出するのが正しかったと思う。いわゆるテロ特別新法。インド洋で自衛隊がアメリカを中心とする多国籍軍に給油する法律が参議院で否決されて、3分の2条項で衆院で再可決されたときだ。

 この時点で、問責決議案を出し、首相と自民党に一撃を与えるべきであった。法的拘束力はないし、解散もなかったかもしれない。だが、この時点で実行した場合、今回(6月11日)より、はるかにインパクトがあったはずである。

 私は、1月の時点「給油新法」のときに問責決議案を出さなかった時点で、民主党の限界が見えた。本当に現政権を打倒する気がない。そのことを有権者にわかってもらいたい。

 大切な瞬間には、必ず一撃を与える。たとえカウンターパンチにはならなくとも、必ず実行しなければならない。

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