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2008年6月30日 (月)

サミット反対渋谷デモで騒然

 6月29日、雨が降りしきる中、サミット反対をとなえる2150人の集会とデモ行進が行われた。デモ出発時から機動隊は高圧的な規制をはじめ、最後まで小競り合いが続き、8人が逮捕された。

Kouendorishita

 東京新聞や読売新聞では、参加者千人となっていたが、おそらく警察発表だろう。前述した2150人は主催者発表だが、現場を見た限り、主催者が発表し数字に近い。

 それにしても、この間の街頭デモへの規制は異常である、入管でのサミット関連集会に参加する人々への入国拒否や取り調べ、最近ではジャーナリストを入管で拘束する事件も起きている。日本政府・国家権力が恐れている証拠だろう。

 昨日の澁谷デモも、急進的な労働団体によるものであり、スクラムを組んだ威勢のものだったが、昔の学生のようにゲバ棒を振り回したり、投石するわけでもない。ただ、意見を主張して行進するだけだ。

◇公務員改革の対象は警察である

 北朝鮮やビルマ(ミャンマー)のように、日本ではデモの自由がない。よほどの独裁政権でないかぎり、さまざまな国でデモは、もっと自由に行われ、道いっぱいに広がって歩くのがほとんどだ。日本はデモ規制の公安条例を持つ自治体が多く、大変だ。

 昨日の澁谷デモでも、デモ隊列に機動隊が入り、分断したり、小さな子供連れの参加者や車いすの参加者もいるのに、機動隊が暴力的に取り囲んでいた。

 それにしても、機動隊員のユニフォームや装備が新調されているのに驚いた。みんな私たちの税金だ。その訓練も・・。そして税金によって生計を立てている公務員=警察が、納税者であるデモ参加者を威嚇脅迫妨害している。昨日に限らず、他のデモでも同じだ。

 公務員改革というなら、警察改革をまずやってほしい。

◇中国や北朝鮮を批判する前に、日本の状況を見よ

 この2~3年ほど私はあちこちで、日本の北朝鮮化阻止、日本のロシア化阻止などと訴えてきた。不思議なことに、中国のチベットなどへ対する弾圧やロシアを批判する人の多くが、あしもとの日本の状況に目をと閉ざしているからだ。

 サミットを前に各地で不当逮捕があいつぎ、デモも自由にできない警察国家日本。もちろん、人権蹂躙をする中国やロシアあるいはビルマなどを非難するのは正しい。だが日本で自由が脅かされることにも注意を向けるべきだ。

 「日本は、中国やビルマみたいに虐殺はしないじゃないか」

 という人がいる。当たり前だ(笑)。そこまでこの日本をおとしめたくないから、口酸っぱく、私は批判し記事を書いたりしているのだ。

 昨日のデモ規制に関しては、外国人ジャーナリストも取材していた。暴動が起きなく警察権力がすみずみまで行き届く“治安のよい国”ととられるのか。それとも、デモの自由もない後進国日本と、報道を知った人は思うのか。それはわからない。

(参考)サイト

昨日のデモ実行委員会のサイト

 http://www.jpnodong.org/index.html

本来なら30分で終わる短いコースのデモだったが、過剰警備のために時間がかかってしまい、新宿で行われたサウンドデモ取材はできなかったのが残念だ。

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