« ある在日チェチェン人青年の死 | トップページ | 講演「トヨタから自衛隊まで~不安と怒り」 »

2008年4月 9日 (水)

4月10日 映画「靖国」上映妨害事件 記者会見&集会

 『週刊新潮』による”扇動記事と、自民党の稲田朋美衆院議員らによる「事前検閲」(議員むけ試写会)をきっかけに、つぎつぎと上映中止になっている映画『靖国』。10日昼1時から、参議院会館第二第三会議室で行われる。

【自民党は本当に崩壊するかもしれない】

 会見には、監督や配給会社、言論表現活動に携わる多数の人が出席し発言する。

 この問題の打開のポイントは二つ。

第一に圧力をかけられたことで、逆に当初予定されていたより多くの会場で多くの人々に映画を観てもらえるように動くこと。

第二は、直接の圧力をかけ、知らんぷりしている言論弾圧議員の稲田朋美の責任を追及。さらには、このような民主主義や表現言論の自由の初歩さえも理解できない議員を野放しにしている自由民主党の責任である。

 稲田議員は、国権の最高機関の構成員たる条件を著しく欠く。よって議員辞職すべきと私は考える。

 ポイントからややずれるが、今回の言論弾圧事件をみても自民党は、指一本で倒れる寸前まで来ている、と私は再認識した。

※以下は主催者からのリリースである。

【プレスリリース】

「映画『靖国』への政治圧力・上映中止に抗議する緊急記者会見」取材のお願い

 映画『靖国』に対する稲田朋美衆院議員の試写要求と、文化庁の助成金を問題視する発言、そして都内での映画館上映中止など、映画『靖国』をめぐる一連の動きに対する緊急記者会見を、4月10日(木)に下記の要領で開催します。約15名のジャーナリスト・映画監督・メディア関係者らが発言・アピールを行います。当日は『靖国』の李纓監督も出席・発言する予定です。ぜひ取材をお願いいたします。

●日時 4月10日(木)午後1時~3時 (開場:午後12時30分予定)
●会場 参議院議員会館 第2・3会議室 
(会場電話03-3581-3111 地下鉄「永田町」「国会議事堂前」駅下車徒歩5分)

※議員会館へ入館する際に通行証が必要です。同会館入り口の階段脇にてスタッフがお待ちしますので、通行証を受け取って入館して下さい(予約不要・先着順)。会議室の収容人員の都合上、取材・報道陣で満員になった場合、または通行証の配布枚数が終了した場合は入場できませんので、あらかじめご了承ください。

●会見内容

・午後1時00分~ 映画『靖国』配給・宣伝担当者からの説明

・午後1時15分~ 映画『靖国』李纓監督の発言

・午後1時30分~ 以下の出席者による発言など

【会見出席・発言予定者】(五十音順)

石坂啓(漫画家)、魚住昭(ジャーナリスト)、是枝裕和(映画監督)、斎藤貴男(ジャーナリスト)、坂本衛(ジャーナリスト)、篠田博之(「創」編集長)、鈴木邦男(作家)、田原総一朗(ジャーナリスト)、豊田直巳(「日本ビジュアル・ジャーナリスト協会」共同代表)、野中章弘(ジャーナリスト)、服部孝章(立教大教授)、原寿雄(ジャーナリスト)、広河隆一(「DAYS JAPAN」編集
長)、森達也(映画監督)ほか。

※出席・発言者は事情により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。


●司会進行/呼びかけ人代表 
土井敏邦(ジャーナリスト)、安岡卓治(映画プロデューサー)、綿井健陽(ジャーナリスト)

●問い合わせ先
「日本ビジュアル・ジャーナリスト協会」(JVJA)
http://www.jvja.net/
電話 090-6101-6113(JVJA事務局) 担当・綿井健陽
 
te2662721@yahoo.co.jp 

-----------------------------------------------------

▼「映画『靖国』への政治圧力・上映中止に抗議する」呼びかけ文

私たちは、特定の政党や宗教団体、また企業組織などのつながりとは一切無関係に、ジャーナリスト、映画人、演劇人、作家、漫画家など“表現者”として、ドキュメンタリー映画『靖国 YASUKUNI』が置かれている現在の状況に深く憂慮し、発言するために今回の記者会見を開きます。


4月12日に封切りが予定されていたドキュメンタリー映画『靖国 YASUKUNI』の上映がいくつかの映画館で中止に追い込まれた背景には、稲田朋美衆院議員や有村治子参院議員によるさまざまな政治的圧力があります。

「国政調査権」の名のもとに上映前の作品への試写を要求し、また、3月27日の国会参院・内閣委員会での質問・追及を通して、文化庁および芸術文化振興基金の助成制度に介入しました。

この「試写要求」は、結果として“事前検閲”となり、一部政治団体の上映反対活動に口実を与え、映画館の上映自粛への圧力を生んでいます。日本国憲法を尊重し擁護する義務を負う国会議員が、憲法で保障されている言論、表現の自由を脅かしたことに強く抗議します。

 本来、文化行政は政治からの独立性が特に求められるものです。今回の事態には、文化庁にもその責任の一端があります。政治介入の経緯を公に明らかにすることを求めると同時に、今後、多様な文化の振興のために毅然としてその独立性を守り、助成活動を続けることを強く求めます。

今回、上映の自粛を決定したのは映画館自身です。映画館は、表現活動の一端を担っています。映画への自由な批判・意見・論評が保障されるためには、映画を観るための自由で安全な環境は不可欠です。圧力に屈することなく、映画表現を守るために創り手たちとともに、誇りを持って表現の場を守ることを強く求めます。


また今回の映画『靖国 YASUKUNI』をめぐる問題は、ジャーナリストや映画人など、あらゆる“表現者”に向けられた攻撃でもあります。様々な圧力にさらされ、萎縮し、自己規制し、自粛に追い込まれつつある現状に危機感をもち、表現の自由、言論の自由、報道の自由を守り、国民の知る権利を守るために、きびしく政治を監視していく姿勢が改めて求められています。


私たち“表現者”は、いかなる圧力にも屈することのないよう、今後も互いに連携し、活動を続けます。最後に、今回の事態の推移を見つめ続け、映画「靖国」の上映をはじめ、様々な表現・報道の機会が保障されることを強く望みます。これは、あらゆる主義・思想・信条・立場を超えて、この国で暮らすすべての人々に呼びかけるものです。

2008年4月8日

【呼びかけ人代表】土井敏邦(ジャーナリスト)、安岡卓治(映画プロデューサー)、綿井健陽(ジャーナリスト)

【呼びかけ人】(五十音順)

石坂啓(漫画家)、魚住昭(ジャーナリスト)、是枝裕和(映画監督)、斎藤貴男(ジャーナリスト)、坂本衛(ジャーナリスト)、篠田博之(「創」編集長)、鈴木邦男(作家)、田原総一朗(ジャーナリスト)、豊田直巳(「日本ビジュアル・ジャーナリスト協会」共同代表)、野中章弘(ジャーナリスト)、服部孝章(立教大教授)、原寿雄(ジャーナリスト)、広河隆一(「DAYS JAPAN」編集
長)、森達也(映画監督)+ほか賛同者の名前を以下列記します

|

« ある在日チェチェン人青年の死 | トップページ | 講演「トヨタから自衛隊まで~不安と怒り」 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/124508/40813512

この記事へのトラックバック一覧です: 4月10日 映画「靖国」上映妨害事件 記者会見&集会:

» つき指の読書日記(140) [つき指の読書日記]
 大江健三郎『沖縄ノート』(岩波新書)への旧帝国軍人の起こした名誉毀損の民事裁判で、被告大江氏に対し一審・地裁で無罪判決が出た。歴史事実に対しては氏がそう判断、論じても当時の状況下では問題ないとした内容である。明らかに史実がそうでない以上は、前に書いたように、教科書検定にまで野党が政治的圧力をかけるのはいかがなものか。  確かに歴史認識には、残念ながら時の勢いというものがある。いまでこそ自虐史観と認識され、しかも他国の史料が一部は公開され、そのことを多くの国民が明確に知り得るようになった...... [続きを読む]

受信: 2008年4月 9日 (水) 14時53分

« ある在日チェチェン人青年の死 | トップページ | 講演「トヨタから自衛隊まで~不安と怒り」 »