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2008年3月 6日 (木)

三浦和義とイージス艦「あたご」と共謀罪

 どう考えてもわからない。三浦和義氏のサイパンにおける逮捕である。この逮捕事件が何をもたらしたか。

(1)イージス艦あたごの事件の報道量が極端に減った。

(2)共謀罪推進派がはしゃぎはじめた。

(3)これは微妙だが、在日アメリカ軍による犯罪へ向ける批判の目がやや薄まった?

 私の周辺に聞いてみても、誰もが上記二点(イージス艦衝突事故と共謀罪)を指摘する。

 イージス艦事故は、軍事組織が事実を隠蔽・捏造・虚偽報告していることがどんどん明らかになっている。恐るべき事態だ。「連絡体制の不備」だの「危機管理体制がなってない」などと批判する人が多い。たしかにそうだが、根本的には、最近の自衛隊内部(とくに幹部自衛官)で、文民敵視、反感があるのではないかと私は思う。

 これを放置していれば、いつか自衛隊の銃口は直接国民に向かうだろう。いや、沖縄の辺野古でアメリカ軍基地建設に反対している人たちに対しては、すでに自衛隊艦船が出動し、事実上、国民に銃を向けている。

 また今回の三浦氏逮捕は、日本になくアメリカにある「共謀罪」によってであることが強調されている。何もしていなくても罪になる共謀罪。この法案をとそうとする人物が、さっそくメディアで語り始めた。

 マスコミに指弾されている三浦氏のような人を逮捕するには、共謀罪が必要だ、という論法である。ロス疑惑報道で、メディアは三浦氏に訴えられてかなり負けている。だからメディアは復讐しているのだろう。

 万が一、これで共謀罪が推進されるようなことにでもなれば、やがてその矛先はメディア人に向かうだろう。これは明らかだ。そこまで考えて日々報道しているかは疑問である。自分で自分の首を絞めるメディア。

 しかし同時に、犯罪を実行してもいず、具体的な準備もせず、捜査当局が「合意した」と判断したら、どんな人でも、これを読んでいるあなたも逮捕される。やはり権力自由に逮捕できる法律だということがわかってしまうのではないか。

 いったい誰が裏で糸を引いているのか。

 

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さて、時間があいてしまったが、続きを書きたいと思う。 前回「プランテーションモデル」の話を展開したが、現在も巧妙なソフト路線を採りながらそっくりの搾取システムが構築されている。 {/face_warai/}続きを読む前にクリックで応援おねがい!     ↓         ↓         ↓    ?開発援助と称して世銀が途上国に融資する。カラクリは「アメリカが世界から収奪する仕掛けはこうして構築された」に書いたが、この融資はありとあらゆる手段を使って途上国は強制的にでも承諾させられる。... [続きを読む]

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