« 自衛隊の国民監視活動はどうなっているのか | トップページ | 予告(前編)「トヨタの闇~利益2兆円の犠牲になる人々 »

2007年10月25日 (木)

殺人犯のアメリカ兵と自衛隊給油活動

 自民党政権は、まだインド洋で自衛隊によるアメリカ戦艦への給油を続けようとしている。国会での騒ぎを見ていて、私は昨年夏に横須賀で行われた原子力空母母港化反対集会を思い出した。この場で発言した、自衛隊に給油されたキティホーク乗組員に殴るけるの暴行を受けて惨殺された妻の夫の話である。

 その日集会で発言した男性によれば、当時56歳だった妻は、ただ路上を歩いていただけで、アメリカ兵に殴る蹴るの暴行を受け、6本の肋骨を折られて惨殺されたのである。

 夫は涙ながらに訴えていた。原子力空母の母港化が推進されれば、このような悲劇がさらに起きる可能性が高い。

 犯人は、空母「キティホーク」の乗組員ウィリアム・オリバー・リースだった。気ティーホークは自衛隊に給油を受けていた。もちろん、いま話題のテロ特措法に基づく行動である。そして殺人犯のリースは、イラク侵略に参加していたのである。

 私たちの血税によって給油された艦船の乗組員が、日本人女性を惨殺したということだ。自民党政府は、自国民を抑圧する国の軍隊にただで給油しているという恐るべき感性の持ち主たちで占められている。もちろん、給油を受けたアメリカ軍はイラク人を虐殺しているし、アフガン北部の村の空爆で人を殺してもいる。

 ただちに給油活動を中止すべきだ。右翼や保守派は、二言目には「給油を止めれば日米同盟に亀裂が走る」と繰り返している。ばかなことは言わないほうがいいだろう。

 給油活動は、アメリカの侵略行為を助けているのだ。国際貢献などでは断じてない。それに、日米同盟に多少の亀裂が入ることは大歓迎である。あまりにも自民党政府はアメリカべったりだ。

 そうでなくともアメリカは世界から見放されている。一番弟子のイギリスでさえ、アメリカと距離を起き始めているくらいだ。アメリカのブッシュ政権を全面的に支えようとしているのは、主要国では日本しかいない。となると、あとは孤立が待っている。

 給油だけではない。先の横須賀の事件のようなことは、特に沖縄で大量に起きてきた。今月入っても、また女性が暴行されているではないか。こんなアメリカ軍に「思いやり予算」などと言って、毎年日本の占領費用を負担しているのも見逃せない。おまけに、沖縄からグァムへのアメリカ軍基地の移転費用を支払うとまで日本政府は言っているのだ。

 むかしからそうだったが、小泉以後の自民党政府は、完全にアメリカの傀儡になっている。日本国民・日本士民のことなどは二の次、というわけだ。そして自民党が政権をになっている以上、いまの状況は変えられないのだ。

 重ねて言うが、給油活動を全面中止すべし。アメリカのイラク侵略戦争を助けている航空自衛隊も即時撤退すべし。

|

« 自衛隊の国民監視活動はどうなっているのか | トップページ | 予告(前編)「トヨタの闇~利益2兆円の犠牲になる人々 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/124508/16869520

この記事へのトラックバック一覧です: 殺人犯のアメリカ兵と自衛隊給油活動:

« 自衛隊の国民監視活動はどうなっているのか | トップページ | 予告(前編)「トヨタの闇~利益2兆円の犠牲になる人々 »