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2007年8月 2日 (木)

勝つための民主党利用計画

 予想通り、安倍自民党が参院選で大敗した。しかし37も議席を獲得した。私の希望は史上最低の35議席以下だったので少し残念である。しかし、安倍おぼっちゃま極右政権にブレーキがかかるのは間違いない。

 しかし、民主党の一人がちも日本のためによくない。なぜなら、安倍政権の本質=戦前レジーム(体制)への回帰、を全面的に批判していないからだ。

 安倍政権、自公政権をまっこうから批判していたのは、共産党・社民党・9条ネットの三つだけである。ほんとうに現在の独裁的体制をくずすには、この三つのグループの躍進が必要なのだ。

 そうはいっても諸悪の根源である小選挙区制・二大政党制に傾く日本。その状況では、第二自民党的要素があって信用できない民主党でも、まずは次の総選挙で勝たせなければならない。

 自民党政権にとって民主党は、イデオロギー的にまったく脅威にならない。

 だから選挙前には、小選挙区では徹底的に民主党に票を集中させ、3人区、5人区では社民・共産をのばし一人でも二人でも当選させる必要があると言った。さらには、比例区で社民・共産を現状維持か一議席以上増、そして9条ネット1人以上の当選を願っていた。

 こうなったら、やるべきことは大きくわけて四つ。

(1)社民・共産・9条ネット(9条ネットは今後どうするかは決定はしていないようだ)・新社会党の協力。共産党の孤立戦略は、もう有権者に見放されている。

 社民と共産の統一候補だけでもかなり威力がある。たとえば、今回の東京選挙区でも、社民候補と共産候補の得票を合わせると、自民党の選挙権なし候補だった丸川を大幅に上回る。

(2)民主党を含む野党選挙協力。

(3)民主党を監視する。自民党にへんなところで妥協したり、自民党のような法案を提出したら、院外から市民が抗議活動をする。同時に民主党内を護憲派と改憲派にわけ、護憲派を市民が支持。改憲派を落選運動対象議員にリストアップする。

(4)民主党を利用。党内の自由民権派・リベラル派に対するロビー活動で民主改革を進め、自民・公明側発議の凶悪法案を廃案にする。同時に国権派・改憲派の前原前代表らを徹底批判し抗議活動を展開する。

※護憲派というのは、単に憲法9条を守るだけにとどまらない。2007年8月現在における護憲派とは、あらゆる分野においてリベラルで、自由民権を推進する勢力のことだ。だから民主党内を二つに色分けすることは非常に重要だ。

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