木下恵介監督再評価 彼と戦争
■7月19日(木)18時30分~
「木下恵介監督再評価 彼と戦争」
阿佐ヶ谷市民講座からのお知らせ
木下恵介監督―日本で最初のカラー映画「カルメン故郷に帰る」〔1951年〕や「二十四の瞳」「喜びも悲しみも行く歳月」「楢山節考」などの作品で知られる映画監督。彼が戦前に大日本帝国陸軍から依頼されて作った作品が「陸軍」〔1944年〕である。この戦前と戦後の「落差」の意味を今改めて彼の作品を映像で見ながら考えたい。会場で作品が上映されます。
講師 白井佳夫さん〔映画評論家 呼びかけ人〕
今回テーマになる「陸軍」は火野葦平の原作だ。「麦と兵隊」「土と兵隊」「花と龍」などで知られるベストセラー作家である。
好きなわけではないが、私はこの作家に非常に興味がある。大げさに言えば、今の日本と未来を考える上で極めて重要な作家だとさえ思っている。
さて、映画化された「陸軍」だが、ラストシーンは有名である。息子が出征するときに街を行軍する。大勢の人が見送るなか、田中絹代演じる兵士の母が、必死で息子の姿を追いつづける様子がずっと映し出される。
白井吉佳夫さんがどんなことを話すのか、楽しみだ。
■7月19日(木)18時30分~
「木下恵介監督再評価 彼と戦争」
参加費 1000円(学生500円)
会場 劇団展望 J
R阿佐ヶ谷南口歩10分(杉並区阿佐ヶ谷南3-3-32)
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