消された元幹部自衛官のブログ 言論弾圧か!?
自衛隊の組織的かつ大規模な公選法違反の疑いが明るみに出始めている。元幹部自衛官と名乗る人物のブログがその実態を暴露。具体的な資料や写真など画像を使って説明していた。ところが、そのブログが突然消えてしまったのだ。
この問題については、投票のポイント③自衛隊の組織ぐるみ選挙にも書いた。非常に不気味なので、いろいろなサイトやブログでこの件について書かれている。
なぜこれだけ話題になるかといえば、ブログが突如消滅してしまったからだ。しかし、その内容をしっかりと保存していた人がいた。
津久井進の弁護士ノート である。この中の7月20日付け「目も前でひとつのブログが消された!」につづく文章を、ぜひとも読んでいただきたい。国民の税金をを使って自衛隊員が国民の情報収集をしている。
しかも、6月に共産党が発表した情報保全隊による国民監視活動ばかりでなく、そのほかの一般隊員も情報収集活動をしているというのである。
「そんなの昔からだったよ」という人もいるかもしれないが、消されたブログは明らかに内部情報だから衝撃的だった。だからこそ圧力があったのではないか。恐ろしい時代が到来している。
また、明らかに自○党に投票させるようなシステムについても書かれていた。
そうでなくても、現在自民党比例区から立候補している佐藤正久氏に対する組織ぐるみの選挙協力の実態が指摘されている。いまリンクした記事は、「しんぶん赤旗」でこれは共産党の機関紙だ。ほんらいなら普通のジャーナリズムが大々的に取り上げるべき話題ではないだろうか。
自衛官は国家公務員であり、憲法遵守義務が課せられている。そして自衛隊法や公職選挙法も守らなければならない。それが昼間(勤務時間中)に自民党候補を隊内に招き(何十箇所も)講話させる。
教員出身の候補者が、社民党・共産党・民主党などから立候補したとしよう。公立学校がその候補を昼間(開校時間中)に招いて体育館に先生を集めて「講話」できるか。おそらくできないであろう。その候補を応援する文書を公立学校団体のようなものが全国すべての公立学校に「回覧」させられるのか?
また、後援会が出した文書を全国各地の自衛隊隊員に回覧させている。
津久井進の弁護士ノート を読んでいただきたいと思う。
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