投票のポイント④ 消費税増税8%?
小泉・安倍政権がやってきたことは、(1)いま以上に日本をアメリカの属国にすること。(2)そのうえで、新型軍国主義体制へばく進(自民憲法草案を見るとよくわかる)(3)金持ちの金持ちによる金持ちのための政治である。
◇選挙で大敗しなければ消費税増税は確実
そのなかでも重要な柱は、「巨大企業には減税を、庶民には大増税を」である。
バブルの時と比べて、法人の利益は、ざっと1.5倍で20兆円も利益を増やしているのに、法人税は4兆円も下がっている。
一方、庶民には定率減税の廃止、住民税増税、そして収入は8年間据え置きか低下、障害者の負担増、医療費jの国家負担低下、生活保護の質低下・・。
よくもまあ、これだけ庶民イジメをしてきたものだ。
そして、参院選後、与党が大敗しないかぎり消費税増税に手をつける。09年からまずは5%から8%に増税し、そのあと10%に落ち着くという筋書きが有力だそうだ。
◇増税されたカネは軍事とアメリカへ
金持ちにはいたくもかゆくもない消費税増税だが、私にとっては大打撃である。日本の経済政策にとってどうだとか、そんなことを言う前に、私の生活は壊滅的打撃を受けるだろう。
消費税が増税された場合の細か私生活のシュミレーションをしてみたのだが、・・・・・・・これは・・・・非常に微妙な数字で・・・ほんとうに困る。それは私だけでなく、ぎりぎりなんとか食べている人にとっては、致命的になるだろう。
そうまでして貧乏人からむしりとったカネはどこに行くのか。まずは大企業の利益に吸収される。なにしろ、儲けはふえているのに税金を下げているのだ。
そして沖縄からグァムへ移転するアメリカ軍の費用にも、一部はまちがいなく使われる。総額は7000億円とも言われるが、正確な金額・明細はまだ発表されていない(できるわけないか)。移転先のアメリカ兵の住宅の建設費もまかなう可能性があるという記事も読んだことがある。
もちろん日本国内でもミサイル防衛網の整備などの軍事費は大幅増だ。
日本の国富をアメリカ様にさしだし、アメリカの支配層が潤い、その一部を日本の支配層がいただく。そのカネを遣ってアメリカは世界各地で侵略戦争を行なう。日本の自衛隊が命令されて侵略を支援する。
小泉・安倍政権がやってきたことを見れば、この単純な図式が目に見えてくる。世の中はきわめて複雑だが、同時に、きわめて単純なのだ。単純なことを実行するために、メディアなど情報操作して、複雑に見せかける。
消費税アップ。自分の国に殺される。
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