投票のポイント⑤貧乏人のための政治
金持ちによる金持ちのための政治。自民党による自民党支持者のための政治。これを終わらせるのが今度の参議院選挙のポイントだ。自公政権およびその協力者が過半数を占めれば、貧乏人の暮らしは今よりいっそうひどくなる。
6年以上続いている小泉・安倍政権がやっていることは、とてもわかりやすい。アメリカの言いなりになって「官から民へ」といって何でも民営化し、規制緩和し、市場原理主義を大幅に導入。それによって強いものが一人がちし、弱い者は公正な機会さえ与えられない。
典型的なのは郵政民営化。外資(というよりもアメリカ系といったほうがいい)に吸い上げられ、日本の人びとの財産を結果的にアメリカ戦争政府に売り渡すことになるからだ。
税制では大企業減税、庶民には大増税(参院選挙後には消費税増税が待っている)。労働関連法を改悪して不安定な非正規雇用を増大させた。
こうして庶民から巻き上げたカネを、日本の支配層が吸い上げ、戦時体制の確立と侵略戦争に費やす。しかも、その侵略と戦時体制づくりは、宗主国であるアメリカによる侵略戦争を推進するためのものだ。
もうここらへんで、暴走をストップさせたい。そのためには「貧乏人による貧乏人のための政治」が必要なのである。
政治は、全体をみて進めなければならないのは当然だろう。しかし、今日明日の生活に困る人々が、少なくとも1千万人はいるであろう日本にとって、「貧乏人による貧乏人のための政治」が必要なのだ。
金持ち優遇の政策をとる自民党候補者は全員落選させたいと、つくづく思う。
でも、まだあの政党に投票する人がいるんだから、恐ろしい。
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