安倍マリー・アントワネット政権
安倍晋三総理は、マリー・アントワネットである。飢えた民衆に対し、「食べるパンがなかったら、お菓子を食べればいいじゃない」と言ったとか言わなかったとか・・。フランス王妃でギロチンにかけられた彼女と安倍総理は、とっても似ている。ルイ15世の娘(ルイ16世の叔母)であるヴィクトワール内親王がかつての飢饉のときに言った言葉だと書いている人もいた。(09年1月15日更新)
あちこちで国民のあえぎ声が聞こえる。まともな仕事に就けない者は、生活が成り立たず、いまなんとか生計を維持している人びとは、ワーキング・プアーに転落しないために過労状態だ。
生活をなんとかしてほしい。切り捨てられた医療改悪をやめてほしい。障害者に負担を強いる制度を昔にもどしてほしい。正社員と同じ仕事をしているのだからほかの条件も同じにしてほしい・・こういう切実な声があちこちから聞こえてくるのである。
ところが安倍首相は、多くの国民が頼んでもいない任期中の憲法「改正」を繰り返し、ほとんどストーカーのような粘着ぶりを示してきた。
これは、パンがない(明日の米がない)と逼迫している人に対し、お菓子を食べれば(憲法改悪の毒饅頭を食べれば)いいじゃない、と言い放っているに等しい。
まるで庶民の暮らしと心情がわかっていないのだ。
ところが、「消された年金」(「消えた」ではない)問題となるや、参院選の焦点を憲法改悪から年金にするのだ、という。支離滅裂である。選挙が終わって与党がそれほど負けなければ、また超国家主義路線に逆戻りだろう。
トップである安倍首相をはじめ、マリー・アントワネットと対して変わらぬ「お坊ちゃま世襲右翼小児病議員」が自民党にはごろごろいる。こんな人たちに政治をまかせていたら、われわれ庶民は、今以上に追い詰められることは間違いない。
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