マイニュース・ジャパン有料購読者千人突破
何かを変革するためには、たとえ小さくとも具体的な事実と実績が不可欠だ。日本のメディアは政府与党と大企業の下請けに成り下がっており、改善の兆しはまったく見えない。ならば、第二のマスコミをつくるべきだ。こうしたなかで、インターネットニュースサイトのマイニュース・ジャパン(My news japan)http://www.mynewsjapan.com/の有料購読者が千人を超え、月間ユニークアクセス数は484,362(06年12月)、総ページビューは895,642(06年12月)と、いずれも過
去最高を更新中。明るい兆しだ。
《市民を弾圧する凶器と化したマスコミ》
政府の戦争政策を垂れ流し、市場原理主義礼賛、民主体制・憲法体制を根底から覆す政策(たとえば教育基本法改悪・自国防衛から海外派兵を恒常化させる政策)をまともに報道もしないし、批判もしないマスコミ。もちろん、大企業についても批判は鈍い。
そういうなかで、労働者の権利とか平和を主張するひと、貧乏で生活が破綻している人たち、消費者・生活者・有権者・納税者が声を上げるのは当然だろう。
その声をつぶすために権力はやっきになっており、その後押しをするのが大新聞とテレビ局という構造が定着してしまっている。面白おかしい番組のつくりで人びとの関心を大切な問題からそらす。もはやマスコミは、市民を弾圧する凶器とさえ言っていいのではないか。
《第二マスコミ》
改善不能な大新聞とテレビ局。当たり前である。新聞社とテレビ局の幹部と中堅どころまで、ひょっとしたら末端までが、権力者きどりなのである。
権力の監視などという頭はなく、自分たちが権力者なのだからジャーナリズムなど発展するわけがない。社会の不正や、不公正な競争社会(弱肉強食)が是正されれば、大マスコミの社員は自分たちの特権が脅かされるのである。
第二のマスコミを確立させなければ、私のように、お上の政策に反対し、なおかつ貧乏な人間は殺されてしまう。そんな恐怖感にかられている。
《第二マスコミをつくろう!》
第二のマスコミを創造できる可能性があるのは、出版界(わずかな希望だが)とインターネットである。現時点ではそれしかないのではないか。
技術の進歩により、かつてとは考えられないくらい士民が情報発信や意見表明ができるようになっている。
活字情報・写真画像情報・動画情報まで可能である。とくにこれからは、動画情報によりテレビがつたえない事実を伝えられる可能性がある。
マイニュース・ジャパンのようなネットメディアが注目されていることはいい傾向だ。とりわけ、このサイトは、企業タブー=スポンサータブーに挑戦していることに特徴がある。
以下、同社のプレスリリースを転載する。
《初の1千人突破》
個人起点のオンライン・ジャーナリズムを目指し2004年5月にオープンしたニュースサイト「MyNewsJapan<http://www.mynewsjapan.com/>」は、2006年12月に有料会員
1,003人となり、国内の有料会員モデルのニュースサイトとして初めて1千人を突破した(個人運営のメルマガやブログは除く)。
「ネットで有料化は無理」「ネットでは長い記事は読まれない」といった既成概念を打ち破り、1記事あたり4千~1万字の長文記事の一部を有料化するモデルを確立した。
新着ニュースをお知らせするメルマガ登録数はのべ19,055(12月末時点)、月間ユニークアクセス数は484,362(12月)、総ページビューは895,642(12月)と、いずれも過去最高を更新中。
《企業広告はゼロ、消費者・有権者・生活者の視点》
他の広告収入に依存したメディアとは異なり企業広告を一切とらず、読者による月1890円(税込)の会員収入によって運営しているため、企業に対して、一切のタブーなく、思う存分、報じることができるのが特徴。
生活者の立場で知るべきニュースや、マスコミがスポンサーとの関係で書けない事実について、ニュースの現場にいる個人が情報発信できる仕組みとし、「ライブドアニュース」「オーマイニュース」にも記事を配信している。
一日あたりのアクセス数は2~5万。人気上位の記事は、1記事あたり2万人超に読まれ、影響力を持ちつつある。
現在、アクセス数・会員数ともに前年同月比200~250%で堅調に推移しており、2007年度は、配信先メディアの拡充、アクセス数・会員数の継続的な増加により売上高4千万円を予定している。
《配信記事内容》
2006年(1~12月)は、MyNewsJapanに計166本の記事を掲載。総ユニークアクセス数は347万0,869、総ページビュー数は700万7,339であった。
ユニークアクセスランキングを集計したところ、1位は13万を超えた「27才1,200万円! 国民の働く意欲削ぐ講談社の異常賃金」となり、格差の社会問題化を反映した格好となった。
ソフトバンク店員や富士ソフトの現場社員、過労死で亡くなった社員の家族といった、 現場の個人が自身の体験をもとに事実を発するという典型的な「マイニュース」が上位を占めたほか、マスコミがスポンサータブーで書きたくても書けないトヨタ関連が3本ランクイン。
マスコミ自身の問題(講談社の賃金)も含め、既存マスコミが報じることができない事実を積極的に掲載し、タブーなき本物のジャーナリズムを推進した。
■ライブドア配信済み記事
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__83/vender
■年間アクセス数ランキング(2006年)/アクセス
http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=571
●1位 27才1,200万円! 国民の働く意欲削ぐ講談社の異常賃金/132,700
●2位 ソフトバンク店員が詐欺的商法を告発 「客だけでなく店員も舐められてい
るんです」/80,700
●3位 NTTデータが偽装請負 直接指示どころか下請け富士ソフト社員を奴隷扱 い、指摘後も対応せず/69,500
●4位 リコール王・トヨタ “口止め料”日本一の威力/66,500
●5位 「世界のトヨタ」工場でストリップショー 「触れあい」活動で女性にお触 り/55,200
●6位 就職・転職 人気と実態のギャップが大きい企業リスト、分類と理由/51,500
●7位 エコナ、自社研究でもガン促進を示唆 花王はデータ公開拒否/47,000
●8位 浜崎あゆみの美容整形疑惑に迫る(1)
スッピン歌姫を見た美容外科医の“顔”分析/46,500
●9位 六甲のおいしい水、volvic、evianは硝酸性窒素入り 幼児は注意/46,400
●10位「日本の女性に、ごめんなさい。」 伝承成分ウリの資生堂TSUBAKIは合成シ ャンプーの典型/36,900
●10位トヨタで死んだ 30歳過労死社員の妻は語る(1)
生体リズム壊す変則勤務体制/36,900
2007年は、より大きな影響力を持てるよう、質を落とすことなく記事本数を増やして いく。ニュースの現場にいる個人には、積極的な情報提供、および記事の執筆に、ご 協力いただきたい。
【サイトの特徴】
1)誰もが情報発信者となることができる
誰でも記者登録でき、誰でも記事を出稿することが可能です。書き手にとっては 「多くの人に自分の情報を知らせることができる」場となります。
2)編集部が事実確認や編集を行う
記事の掲載に当たっては、新聞記者および雑誌編集経験者を中心とするMyNewsJapa n編集部が最低限の信憑性の確認や編集を行い、記事内容のクオリティーを確保しま す。読者にとっては、「信頼に値する情報をウェブ上で得ることができる」場となり ます。
3)マスコミが扱いにくい領域に特化する
マスコミ自身の問題、メディアリテラシー、大企業の問題、身近過ぎてマスコミが 追いきれない問題を積極的に掲載します。
【お問合せ先】
株式会社MyNewsJapan < http://mynewsjapan.com/ >
代表取締役 渡邉正裕
本社TEL:03-5367-1713 E-mail:info@mynewsjapan.com
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