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2006年12月15日 (金)

日本はならず者国家 教育基本法改悪強行採決

 国会はいま、学級崩壊状態である。小学校のほうがまだマシかもしれない。自民党と公明党が、数の力をたよりにやりたい放題である。12月14日午後6時4分、参院特別委員会で教育基本法改定案が採決された。雨にもかかわらず3000人の人が抗議のため殺到し盛り上がっている。もちろんテレビは報じない。

 教育の主人公を子供から国家に逆転させる教育基本法改悪。そもそも教育の後輩を招いた主犯は自民党の教育行政だ。それなのに、平気でひとのせい(教育基本法のせい)にしているのだから、あきれ果てるばかりだ。

 世論の7割から8割が今国会での改定に反対している。自民党支持者でさえ、半分以上が反対だ。

 あきれたのは、改定案は自民党の新憲法草案に合致したものだと明らかになったことだ。法律は憲法に沿って制定しなければならない。にもかかわらず現行憲法を否定する自民党憲法案にならって改定案を作成したということは、改定案が憲法違反だと自白しているにひとしい。

 国の最高法規を無視することが平然として行われている。これは法治国家ではなく、ならず者国家であることを示している。

 本日12月15日は参院本会議で教育基本法改悪が採決される見通しだという。朝から反対する人々が座りこみを断行し、昼には集会。そして夜6時からは大規模な集会が国会前で行われる。

 それから、もうマスコミには期待できない。雑誌やインターネットで第二マスコミをつくるしかない。その動きはすでに始まっている。

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» 教基法改悪法案強行採決弾劾!☆ [ロシア・CIS・チェチェン]
多くの反対運動と世論を押し切って、教基法改悪法案が強行採決された。残念ながら今回の事態は、戦後の平和的民主的理念を失った日本が、自滅していく歴史的結節点となるだろう。まずは、「チェチェンニュース」からの引用。 「強行採決の時に国会の前にいました。参院・議員面会所におしかけていた大勢のデモ参加者が、さらに多くの警官隊に蹴散られ、議場では強行採決がされ、この国はどうなって行くのだろうと思いました」。 【CN】[http://blog.mag2.com/m/log/0000093520/]..... [続きを読む]

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