テレビは安倍晋三の奴隷か?
安倍晋三官房長官が総裁選への立候補を正式に表明したことを受けて、テレビや新聞が大々的に報道しはじめた。
今朝(06年9月4日)の『とくダネ!』でも、安倍礼賛だった。別におべっかを使っているわけではない。ただ、延々と安倍晋三氏の映像と発言を流すだけで、プロパガンダは事足りるのだ。
あきれたのは「小泉政権を検証する」というコーナー。まったく検証になっておらず、小泉劇場の足跡をたどっただけ。
司会者が、小泉さんのメディア戦略に乗せられてしまった、という趣旨の発言をしていたことが唯一の救いだった。
フジテレビに限らず、日本のテレビは、政治権力の手先と化している。安倍政権の支持率を上げるために、あの手この手を使ってくるだろう。といってもよく考えて番組を作るのではなく、面白おかしく画像を大量に流すだけで権力の宣伝は可能になる。
もう、テレビのスイッチを切るしかないだろう。
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