テロに甘い安倍晋三
小泉首相の靖国神社参拝を批判した加藤紘一議員の地元宅が放火された。首相の靖国神社参拝を批判したことへの右翼のテロリズムである。
戦前の5・15事件、血盟団事件、2.11事件(軍部のクーデター)など、一連の極右テロに対する取り締まりは、大アマだった。そのために、政党人らの発言がどんどんトーンダウンし、軍部ファッショがますます進行し、日本帝国は崩壊した。
今回の事件に対し、小泉首相や安倍官房長官は、すぐにコメントを出さず、13日もたってから、おざなりの発言をした。
独裁国家のトップでも、このような事件がおきれば、表面的あるいは人気とりを考えて「言論をテロで封じることなど許されない」とすぐさま声明を出すだろう。
小泉・安倍の両氏には、まったくそのような気概がない。言論の自由や、テロに対する憎しみというものは、ほとんど感じられないのである。
次期総理への最短距離にいる安倍晋三氏。今回のテロ事件への対応をみても、総理になる資格はゼロ。それどころか国会議員としての資格がない。テロにあまい人間を総理にしてはならない。なったら、すぐにでも辞めさせなければならない。
それができないなら、日本はまた破滅の方向に向かうだろう。
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