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2006年5月 9日 (火)

日本の運命を決める共謀罪

 いま衆議院の法務委員会で、いわゆる「共謀罪」が審議されている。実際に犯罪を犯さなくても合意しただけで処罰される危険な法案である。審議中の昨年秋、合意とは「目配せ」も含まれることが明らかになった。

 これでは、警察が逮捕したいと思えば、ほぼ百パーセント逮捕可能になってしまう。合意というのは心の内面であり,、こころが処罰されるということになりかねない。おまけに自首すれば刑が軽くなるという。これは、密告の勧めだ。

 密告・盗聴・スパイ・・・。まるで戦前の治安維持法体制の日本か北朝鮮のようではないか。このような表現をすると不快な人もいるかもしれないが、「共謀罪の新設は日本を北朝鮮のような社会にすることだ」。廃案あるのみである。

 当面の反対行動

○5月10日(水)午前10時から、衆院第二議員会前で抗議活動開始。いろいろな人が集まり、終日抗議活動を行う。ここにくれば様々な情報を得ることもできる。ぜひ集まってほしい。

○5月11日(木)

5・11共謀罪の新設に反対する市民と表現者の院内集会

12:00-13:00

■衆議院第一議員会館 第1会議室

■上の一階で整理券を受け取り会議室に入ってください。人数が多いと入れないため、早めに行って待機することをおすすめします。

■発言

国会議員
表現者
市民団体
法律家

■主催

共謀罪の新設に反対する市民と表現者の集い実行委員会

■呼びかけ人

魚住昭(ジャーナリスト)
大谷昭宏(ジャーナリスト)
岡本厚(『世界』編集長)
小倉利丸(ネットワーク反監視プロジェクト)
石下直子(盗聴法《組織的犯罪対策立法》に反対する神奈川市民の会)
北村肇(『週刊金曜日』編集長)
木村まき(横浜事件第三次再審請求人)
斉藤貴男(ジャーナリスト)
佐高信(評論家)
佐藤憲一(盗聴法《組対法》に反対する市民連絡会)
設楽ヨシ子(ふぇみん婦人民主クラブ共同代表)
篠田博之(『創』編集長)
高田健(許すな!憲法改悪・市民連絡会)
俵義文(子どもと教科書全国ネット21) 
二木啓孝(日刊現代編集部長)
西野瑠美子(「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク)
寺澤有(ジャーナリスト)
寺中誠(アムネスティ・インターナショナル日本)
富山洋子(日本消費者連盟)
西村仁美(ルポライター)
元木昌彦(講談社 元『週刊現代』編集長)
森達也(TVディレクター・映画監督・作家)
森原秀樹(反差別国際運動日本委員会)
矢野まなみ(移住労働者と連帯する全国ネットワーク)
星川淳(グリーンピース・ジャパン事務局長/作家・翻訳家)

問い合わせ先

日本消費者連盟  TEL 03-5155-4765

『創』編集部  TEL 03-3225-1413  mail@tsukuru.co.jp

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編集発行:横浜事件の再審を実現しよう!全国ネットワーク 発行日:2006年4月15日 頒価:500円(税込) 郵便振替:00130−2−118634 加入者名:横浜事件全国ネット http://members.at.infoseek.co.jp/yoko_hama/main.html ... [続きを読む]

受信: 2006年5月 9日 (火) 21時27分

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