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2006年5月31日 (水)

会期延長なし フェイント攻撃か?

 小泉首相は、今国会を延長しないことを表明した。これで共謀罪が成立しないと安心している人もいるかもしれないが、そう簡単にはいかないだろう。もしかするとフェイント攻撃かもしれない。

 まだ会期は残っているので、ほんとうにやろうと思えば強行採決だってできるのだ。国会前行動(衆院第二議員会館前での抗議行動と座り込み)は、6月2日、7日,9日,13日に予定されている。

 5月31日時点の情報では、特に9日(金)が法務委員会で強行採決の恐れがある。

 今国会で成立しない場合でも、継続審議と廃案では全然意味が違う。引き続き、法務委員会委員への要請行動などをつづけていかないと危ない。

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2006年5月30日 (火)

小泉暴走にstop! 6・1大集会

 保坂展人議員のブログにhttp://blog.goo.ne.jp/hosakanobutoよると、5月29日、自民公明の与党国対委員長会談が開かれ、共謀罪採決を来週以降にすることで合意をしたという。

 反対の世論に押されて審議が引き延ばされているものの、まったく安心はできない。引き続き監視していくことが必要だろう。

 そんななか、6月1日、東京の日比谷野外音楽堂で「小泉暴走にSTOP!共謀罪・憲法改悪国民投票法案・米軍再編に反対しよう」集会が開催される。詳細は下記のとおり。

2006年6月1日(木)

18:00 開会
19:30 デモ

■ところ

日比谷公園野外音楽堂

■発言

福山真劫(フォーラム平和・人権・環境)
高田健(憲法共同会議)
富山洋子(共謀罪反対実行委/日本消費者連盟)
国会議員からの情勢報告
沖縄からの報告

■デモ

日比谷野音-銀座-東京駅-常盤橋公園

■主催

6.1集会実行委員会

連絡先

  • フォーラム平和・人権・環境(03-5289-8222)
  • 憲法共同会議(03-3221-4668/許すな!憲法改悪・市民連絡会)
  • 共謀罪の新設に反対する市民と表現者の集い実行委員会(03-5155-47655/日本消費者連盟)

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2006年5月28日 (日)

アンチ共謀罪ガールズ 渋谷銀座行動中止

 本日28日朝9時20分、「アンチ共謀罪ガールズ」の街頭行動が中止になったと連絡が入りました。

 本来なら今日の午後1時に渋谷駅に集合であると、先日のブログでお知らせしました。もし、現地に向かったからがいらっしゃったら、申し訳ありませんでした。

なお、アンチ共謀罪ガールズの方から「準備不足ですみません。今後ともよろしくお願いします」という連絡が入ってます。

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2006年5月26日 (金)

アンチ共謀罪ガールズと証券業界

メイド服で共謀罪反対をとなえてビラをまく「アンチ共謀罪ガールズ」は、かなり知られているようだ。

 これに関連して興味深いメールを送ってくれた。兜町すなわち証券業界の人が、彼女たちをどうみているか。小泉政権を支える人の頭の中身がどうなっているかよくわかるので、知人に許可をもらって転載します。

私・・知人  兜・・業界の人

兜:「ほら。この前の朝日に載っていた3人娘、あれ何ていったっけな?」
私:「アンチ★共謀罪ガールズですね」
兜:「そうそう、あれみんな可愛いね。うちの会社のOLなんぞとはえらい違いだ」
私:「そうでしょう」
兜:「しかしまあなんだな、あんな可愛い女の子たちが、ああいうこと(ビラ配りを
指すと思われる)をするとは世も末だな」
私:「へっ?」

兜:「だってそうだろ。共謀罪っていうのかな、それは小泉さんが進めている法律だろ。多少の問題はあったとしても大筋で間違いがあるわけないじゃないか」
私:「それはまたなぜ?」
兜:「(それには答えず)まあ、あの3人娘もさ、どうせ北朝鮮か共産党の命令でああいう格好をしてビラ配りをしているわけだろ。まっとうに生きてりゃウチの会社くらいには入れたかもしれん。あんな可愛い顔をして恐ろしいことだな」
私:「共謀罪法案に問題ありとする世論は、ひところに比べたらずっと大きくなっていますよ」
兜:「(またまた答えず)小泉さんはわかりやすいからな。可愛いお嬢さん方にも反対しやすいのかもしれん。まあ相場には今のところ何の影響もないがな。ただでさえ金利高、円高、原油高が進んでいるのに、これ以上小泉さんに心配かけるのはやめてほしいな。可愛いのに惜しいことだ」

 以上の発言には、数々の問題がありますが、兜町というのは基本的にこういう空間です。

 彼らにとって小泉政治というものは、外資系ファンド(を通じて取引する日本の機関投資家)のハゲタカ行為を合法化すべく便宜をはかってくれた「神」に等しい存在であり、擁護しすぎても足りないくらいの感覚なわけです。

 そこには、共謀罪が成立した場合、彼らの日常業務が、証券取引法違反(証券会社の出すリポートはほぼすべて風説の流布や株価操縦にあたる)や詐欺(証券会社の対面取引はほぼ100%該当する)の共謀罪に問われる可能性が出てくるという危機感はありません。
 これもまた、日本の体制派が持つ、救いがたい実態の一断面です。
 

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2006年5月25日 (木)

亀井静香氏・国民新党代表代行が共謀罪に反対

 国民新党代表代行の亀井静香議員をインタビューしたところ、共謀罪に対して明確に反対を表明した。

 亀井氏といえば、警察庁の官僚であった1971年に「極左事件」の初代統括責任者に就任。成田空港事件、連合赤軍浅間山荘事件などの陣頭指揮をとった人物。

 ばりばりの警察庁キャリアであり、一連の公安事件の総指揮をとった人物が共謀罪に反対していることは大きい。

 インタビューは、明日5月26日(金)に発売される『週刊金曜日』に掲載される。

 インタビュー最後に亀井氏が語った次のことばが印象的だった。

「歴史上、改革は常に少数者によって行われてきた。多数派は常に現状維持。いま少数派だからといってがくっとするのは間違い。どんなに苦しくても闘いをつづけていくべきだ」

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5.28共謀罪反対全国統一行動

 知人のジャーナリストによると、共謀罪を巡って自民党内は揺れている。動揺している。圧倒的多数を誇る自民党側が防戦に追いやられているのだ。

 追い詰められた自民党は何をやらかすかわからない。全力で強行採決に向けて動いている。あぶない状況は変わっていない。

 5月28日(日)全国一斉に共謀罪反対行動が行われる。反対する全ての人が自分ができることをやろうという試みだ。

【アンチ共謀罪ガールズ】

 メイド服で共謀罪反対をアピールする「アンチ共謀罪ガールズ」が、午後1時から4時まで街頭で活躍する。

○午後1時 東京渋谷駅 東急東横線改札前集合

 雨が降っていなければ、そのまま銀座に移動して街頭でうったえる。雨が降っている場合は、そのまま渋谷で行動する予定。時間におくれると参加できないし、見学もできないことも考えられるので、午後1時には渋谷駅東急東横線改札口へ集合してください。

 なお、アンチ共謀罪ガールズは、6月1日、6月10日にも行動を予定しているので、後ほどお知らせします。

【盗聴法・組織的犯罪対策法に反対する市民連絡会】

○13:00~14:30 渋谷ハチ公前

○15:00~16:30 新宿駅東口(アルタ前)

○リーフレットを配布しながら道行く人々に「共謀罪廃案」を訴えます。

■宣伝カーで都内をめぐり「共謀罪廃案」を訴えながら、渋谷ハチ公前・新宿駅東口で合流します。宣伝カーに出会った人は手を振ってください。

  • 問い合わせ先

 日本消費者連盟  TEL 03-5155-4765

 ネットワーク反監視プロジェクト  TEL 070-5553-5495(小倉)

【3分で自宅でもできる共謀罪反対運動】

 いそがしいし、外でアクションするのが苦手な人は、自宅で意見表明することもできます。

http://www.geocities.jp/kanti_4/action/index.html

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2006年5月20日 (土)

アンチ共謀罪ガールズ 中野に登場

 「アンチ共謀罪ガールズ」が、5月21日(日)午後2時、JR中野駅北口の「中野サンプラザ」前に集まり、共謀罪反対のビラを配布する。

 読んで字のごとく、共謀罪に反対する女性たちのグループだ。この法案が国会で審議されるようになってから、連日のように衆院第二議員会館前で抗議活動をする人たちが集まっている。

 そこに集まった女性が路上で話し合ってグループをつくったという。当日、二人は、メイド服を着て参加するとか。

 あらゆる表現を駆使して共謀罪反対をうったえるべきだ。ぜひ、日曜日の2時に中野サンプラザに集まろう。

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2006年5月19日 (金)

共謀罪 ”死刑執行”延期

 また死刑執行が延期された。今日5月19日、ふたたび共謀罪の強行採決が見送られたからだ。本来なら数の力で4月28日に採決されていたかもしれなかったが、ずっと強行採決を阻止しつづけている。

 これは、院内での野党共闘が実現しているこが大きい。民社・共産・社民に加えて、国民新党も共謀罪制定に反対の意思を示しているのだ。これに加えて、院外では、連日国会周辺(とくに衆院第二議員会館前)で市民団体・労働組合・個人が抗議活動をつづけ、インターネットなどでも反対の言論・情報活動が展開され、マスコミも一応は報じているからだろう。

 危機はチャンスである。圧倒的多数の政府与党に断崖絶壁に追い詰められている民主主義者や自由主義者だが、逆に共謀罪をテコに権力を追い詰めることも可能なのではないだろうか。いや、そうしなくてはならない。

 とりあえず今日は阻止できたとはいえ、一時の油断もならない状況には変わりなく、21日(日)もアンチ共謀罪ガールズが、街頭行動を予定している。詳細は後ほど伝えたいと思う。

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2006年5月18日 (木)

国会はかなりの緊迫

 知人からメールがきました。保坂展人議員経由その他の情報です。

 教育基本法特別委員会の開催は見送られたが、次に法務委員会理事会は異様な空気に包まれて始まった。「民主党との修正協議は続けているが、その協議が実っても実らなくても、明日の委員会日程を立てたい」と強硬な提案が与党側からあった。

 昨日の厚生労働委員会での強行採決を受けて、今後の日程協議には応じられないという野党の立場だが、与党側は明日の朝、9時20分理事会・9時30分委員会で2時間審議で質疑終局・採決を提案した。

 「明日の委員会の内容の協議は出来ない。質疑終局・採決などもっての他だ」と反発。平行線のまま、いったん休憩となった。このままだと、与党単独で法案を修正の上、採決に突入する危険性が高まってきた。

 朝から国会周辺に駆けつけるしかない。

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共謀罪 5.19危機

 衆院法務委員会での共謀罪強行採決の危機が高まっている。これまで4月28日、5月日9、12日、16日、と反対運動・世論・マスコミの批判的報道で強行採決の危機を乗り切ってきた。

 明日5月19日(金)は、これまでのどの時点よりも強行採決の危機は高まっている。本来なら、圧倒的な数の力でとっくに採決できているのに、それができていない。そのため、政府与党は、かなり焦りを見せている。そこで、一気に強行しようというのである。

 ここでふんばって採決を阻止しなければならない。後悔しないように。

5月19日行動予定

○朝8:30~国会議事堂前でビラまき

○朝9:30~13:00 衆院第二議員会館前で座り込み(正午から昼集会)このあたりには、ほとんど終日誰かが抗議活動しています。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

強行採決された場合
5.19共謀罪の強行採決に抗議する緊急集会☆

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


■とき:5月19日(金)午後5時30分~
■ところ:衆議院議員面会所(衆議院第一議員会館の向かい側、地下鉄国会議事堂前
駅1番出口・永田町駅1番出口から徒歩3分)
■発言:国会議員、市民、表現者 ほか

■主催:共謀罪の新設に反対する市民と表現者の集い実行委員会

■呼びかけ人
魚住昭(ジャーナリスト)
大谷昭宏(ジャーナリスト)
岡本厚(『世界』編集長)
小倉利丸(ネットワーク反監視プロジェクト)
石下直子(盗聴法《組織的犯罪対策立法》に反対する神奈川市民の会)
きくちゆみ(グーロバル・ピースキャンペーン)
北村肇(『週刊金曜日』編集長)
木村まき(横浜事件第三次再審請求人)
斉藤貴男(ジャーナリスト)
佐高信(評論家)
佐藤憲一(盗聴法《組対法》に反対する市民連絡会)
設楽ヨシ子(ふぇみん婦人民主クラブ共同代表)
篠田博之(『創』編集長)
高田健(許すな!憲法改悪・市民連絡会)
俵義文(子どもと教科書全国ネット21) 
二木啓孝(日刊現代編集部長)
西野瑠美子(「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク)
寺澤有(ジャーナリスト)
寺中誠(アムネスティ・インターナショナル日本)
富山洋子(日本消費者連盟)
西村仁美(ルポライター)
福山真劫(平和フォーラム事務局長)
元木昌彦(講談社 元『週刊現代』編集長)
森達也(TVディレクター・映画監督・作家)
森原秀樹(反差別国際運動日本委員会)
矢野まなみ(移住労働者と連帯する全国ネットワーク)
星川淳(グリーンピース・ジャパン事務局長/作家・翻訳家)
■問い合わせ先
日本消費者連盟 TEL 03-5155-4765
『創』編集部 TEL 03-3225-1413
mail@tsukuru.co.jp

参考:
http://tochoho.jca.apc.org/

      

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2006年5月17日 (水)

共謀罪 瞬き(まばたき)すると逮捕

 犯罪を犯していないのに話し合っただけで罪になる共謀罪。この法案については、思想統制につながり、監視・密告社会になると各方面から批判の声が上がっている。が、2006年5月16日午後に行なわれた衆議院法務委員会で、驚くべき発言が飛び出した。

 法務委員会終了後、午後5時半すぎから議員面会所で行なわれた集会に参加した保坂展人議員から、重大な情報がもたらされた。

 保坂氏が質問すると、法制局長は、瞬きしても(犯罪の)合意になるかもしれないという趣旨の発言をしたという。本日(17日)テレビ朝日「スーパーモーニング」でも、このときのようすが放映された。

 昨年秋の段階で、犯罪の「合意」には「目配せ」も含まれるという法務省の見解が発表されて、問題となった。ところが16日の法務委員会では、さらにエスカレートして「まばたき」も合意に含まれるという。

 人間の生理現象である「まばたき」で逮捕されてしまう可能性もあるということだ。つまり人類全体が共謀罪の適用を受けるようなものである、もうマンガの世界であり、狂っているとしかいいようがない。共謀罪がおかみにさからう人を一網打尽にする凶器になることが、はっきりした。

【本日5月17日の行動】

国会周辺地図
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.40.21.241&el=139.44.45.784&la=1&fi=1&skey=%b5%c4%b0%f7%b2%f1%b4%db&sc=2

〇12:00~13:00 

日弁連主催院内集会(参議院議員会館第5会議室)
       参議院議員会館の1階ロビーに時間より少し前に集まってください。そこで整
       理券を配っているので受け取ると中に入れます。

14:00~16:00 

NGO・NPOリレートーク集会(衆議院議員面会所)
衆院第一議員会館の道をへだてて反対側。ここは誰でもはいれます。

18:30~    超党派国会議員呼びかけによる緊急集会(星陵会館)
  →星陵会館地図:
http://www.seiryokai.org/kaikan.html

■共謀罪関連リンク

●まずは知ろう!共謀罪って何だ?
「共謀罪」って・・何だ?:
http://kyobo.syuriken.jp/
ゴールドシュタイン2006(共謀罪シュミレーション):
http://list.jca.apc.org/public/aml/2006-May/006724.html 共謀罪-5つの
質問-自由法曹団警察問題委員会:

http://www.jlaf.jp/iken/2004/iken_20040115_02.html

●最新状況Check it out!
保坂展人のどこどこ日記(衆院議員):
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto
共謀罪ブログ(暫定版): http://wave.ap.teacup.com/kyobozai/
(イベント情報はここが一番早い。アンチ共謀罪☆ガールズや映像作品「共謀
罪、その後」も)

●イベントに行こう!
5月17日・超党派国会議員と市民の緊急集会:

http://chechennews.org/event/index.htm#0517

●映像もあるよ
共謀罪テレビアーカイブス:
http://black.ap.teacup.com/kyobozaitv/

●参加しよう!
盗聴法<組対法>に反対する市民連絡会:
http://tochoho.jca.apc.org/
(チラシや署名用紙がダウンロードできる。ともに反対運動しませう)

●行動しよう!
衆参両議院の法務委員にあてて、メールを一斉同報できるフォーム:

http://www.geocities.jp/kanti_4/test.html  (Outlooker でない人はリン
クごとコピーして自分のメールソフトにコピペ!) 小泉総理、杉浦法務大臣、
衆議院・参議院法務委員、各政党にメールを同報できるフォーム:

http://www.greenpeace.or.jp/info/features/civil_liberty/cyberaction/ 

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2006年5月16日 (火)

国会へ行こう 再び共謀罪強行採決の危機

 国会の情勢は、数時間ごとに変化し、予断を許さない。5月16日(火)、再び共謀罪強行採決の危機がせまっている。以下は、情勢と抗議活動予定である。

 16日(本日)は、法務委員会審議で社民党の保坂展人議員の質疑が3時半~5時半にはいり、その直後が危ないという保坂さん本人からの警告があった。新聞報道では、17日に採決という情報も流れている。16日に教育基本法の審議をのせて、17日の医療観察法採決と党首討論後、という可能性が高まっている。

 なお、改悪入管法はすでに16日に採決が決まり。

国会周辺地図
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.40.21.241&el=139.44.45.784&la=1&fi=1&skey=%b5%c4%b0%f7%b2%f1%b4%db&sc=2

16日(火)朝から座り込み(~13:00)

 ○12:00~13:00   衆議院第2議員会館前で抗議集会。
 ○17:00(午後5時)~ 衆議院第2議員会館前 抗議行動 (共謀罪新設反対国際共同            署名運動呼びかけ) →   衆議院議員面会所前抗議集会へ
 ○17:30(午後5時半)~ 衆議院議員面会所前抗議集会 (共謀罪に反対する市民と表現者の会呼びかけ)

大変なスケジュールですが、ここ一番、がんばりたいと思います。


 5月17日(水)予定
  12:00~13:00 日弁連主催院内集会(参議院議員会館第5会議室)

  参議院議員会館の1階ロビーに時間より少し前に集まってください。そこで整理券を配  っているのでうけとり中にはいります。
  14:00~16:00 NGO・NPOリレートーク集会(衆議院議員面会所)
  18:30~    超党派国会議員呼びかけによる緊急集会(星陵会館)
  →星陵会館地図
http://www.seiryokai.org/kaikan.html

▼NGO・NPO共同声明と賛同団体一覧
 
http://www.greenpeace.or.jp/info/features/civil_liberty/appeal_html

▼最新情勢分析
 
http://list.jca.apc.org/public/aml/2006-May/006774.html
 http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/7e132adeda9c8b3d5b2276fe6092b9ff
 http://tochoho.jca.apc.org/kyz1/index.html

▼Act Now!
 衆院法務委員会名簿
 
http://kyobo.syuriken.jp/iinkai.htm
 マスコミ一覧
 
http://kyobo.syuriken.jp/media.htm

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映画『共謀罪、その後』第二話が完成

 共謀罪が成立したらどうなるのか。恐るべき監視密告社会の到来を描いた映画『共謀罪、その後』第二話が完成し、インターネット上で公開されている。

 第一話にもまして、グレードアップした内容。オーソドックスな演出と撮影であり、奇をてらったような手法はとっていない。そこが、わかりやすく、なおかつ不気味である。

 なお、第二話完成については韓国のインターネット新聞「オー・マイ・ニュース」のトップで紹介されている。

「共謀罪反対ブログ」で放映中。http://incidents.cocolognifty.com/the_incidents/

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2006年5月15日 (月)

ある土曜の朝、突然に・・

 下記のメールが回ってきた。転送歓迎とあるので転送します。これを見た方も転送お願いします。

ゴールドシュタイン2006
                    ――共謀罪シミュレーション――

 土曜の早朝、彼らはとつぜんやってきた。

「なんですか、こんな朝早くに……」

「警視庁です。家宅捜索令状が出ています。」

「家宅捜索って……いったい私たちが何したって言うんですか?」

「組織的威力業務妨害の共謀容疑です。中に入れてください。
 ご近所はまだ寝ています。ここで押し問答もなんですから、
 中に入れてくれませんか。」

 玄関口に出ていた私と妻は、何が何だかわからないまま、
 彼らを中に入れた。

「鈴木大輔さんと奥さんの智子さんですね。
 最寄りの警察署に任意でご同行願えますか。」

「子どもは……子どもがいるんですが。」

 生まれて初めて令状というものを見せられた私は
 眠そうに目をこすりながら怪訝そうな顔をしている
 まだ小さな娘の方を振り返りながらそう言うのが精一杯だった。

「お子さんは私どもの婦警がお世話させていただきます。」

「あの……ソシキイリョクなんとかって……どういうことなんですか。」

「向かいの国立細菌戦防疫研究所の建設予定地で座り込む計画を立ててました
 よね。」



 初めて入る警察の取り調べ室はテレビのドラマで見るのと
 よく似た感じだった。

「あの、妻と一緒にはならないんでしょうか?」

「奥さんには別の部屋でご協力いただいています。
 私は警視庁公安部の平田です。
 すみませんねえ、お休みにご足労いただいちゃって。」

 ずいぶん丁寧な刑事だ。この相手ならば話が通じるかも知れない。

「どうですか、お仕事の方は。課長さんともなるとお忙しいんでしょう?
 そうそう、区役所から受注している業務システム・プロジェクトの
 責任者でいらっしゃるんでしたよね。納入期限も近いし、そろそろ
 追い込みですか。」

 仕事のこともすっかり調べ済みらしい。
 気がつかないうちに警察が職場に行っていたのかもしれない……そう思うと
 不安が襲ってきた。

「あの、弁護士を呼びたいんですが……」

「弁護士? お知り合いがいるんですか?」

「いえ、いませんが、たしか弁護士会に頼むと派遣してくれるはずじゃ……」

「派遣はしてくれますがね。どうしてもご希望なら連絡しますよ。
 でも、これは鈴木さんのために申し上げるんですが、
 秘密を守ってくれる、信頼できる弁護士さんをご存じですか?
 大丈夫ですか。職場とか隣近所の関係とか。
 私たちは公務員ですから守秘義務があって皆さんのプライバシーは必ず守り
 ますがね、弁護士さんっていうのは人によっては人権侵害だ、弾圧だと大騒
 ぎして社会問題にしたがる人もいるんですよね。特に当番弁護士になる人に
 はそういうタイプの人が多くて……。中には近隣に署名板まわす人までいま
 すからね。
 どうします、当番弁護士に連絡しますか?」

「……いや、やめておきます。」

「ご希望にならないんですね。」

「はい。」

「わかりました。ではご希望はなかったということで。
 ところで、お子さん、愛ちゃんですか、かわいいさかりですな。
 すごいですね、国立大学の附属幼稚園ですか。環境もいいところにある  
 し。」

 娘の幼稚園にまで行ったのか!

「あの、私たちはいつ頃帰れるんでしょうか……」

「ご心配なく。夜は児童養護施設もありますから。
 お子さんのことは我々で責任もって面倒を見ます。」

「そんな! 私たちは何も悪いことはしてませんよ!」

「してないですか? 本当に?」

「あの、その、さっき別の刑事さんが向かいの細菌研のことだって
 言ってましたけど、
 たしかに測量調査の抗議活動はしようっていう話はしましたけど、
 話し合っただけでまだ実際にやったわけではないし……」

「共謀罪、聞いたことありませんか?」

「キョーボーザイ?? いいえ……」

「来週の月曜、測量調査が来たら本当にやるつもりだったでしょう?
 座り込みしてでも阻止しようと。」

「……やってなくても罪になるんですか?」

「組織犯罪処罰法違反になります。2年以下の懲役または禁錮です。」

「そんな! 何も実際にはしてないんですよ。」

「同じマンションの5階の山田さん、ご存じですよね。
 山田さんの部屋からプラカードが押収されましてね。
 これは『実行に資する行為』と言いまして、
 何もしていないことにはもうならないんです。」

「私がやったわけではないのに?」

「誰かが準備を始めれば。全員アウトです。」

「でも、組織犯罪って言ってましたけど、別に私は犯罪組織に参加している
 わけではありません。それでもダメなんですか!」

「犯罪組織でなくても、組織的な犯罪はできますよ。団体であればいいんで
 す。」

「裁判が、裁判があります。裁判官がこんな滅茶苦茶、信じるわけがありませ
 ん! 私たちはただのマンション管理組合や町内会の集まりです。組織犯罪
 処罰法なんて法律を裁判所が認めるなんて、そんなことがあるはずが……」

「その中に、テロ集団が紛れ込んでいたとしたら、裁判所はどう思いますか
 ね?」

「テロ集団?」

「人民党――聞いたことありませんか。」

「ジミントウですか?」

「ジンミントウです。まだ世間には知られていませんが、国外のイスラム過激
 派とつながっている国際的テロ組織で、密かに勢力を拡大しているのを私た
 ちはつかんでいます。
 3階の大村教授、ご存じですよね。」

「ええ、知っています。今度の運動のリーダーですから。」

「大村教授が人民党のメンバーだったら、どうします?」

「えっ! 本当なんですか。」

「もしあなた方の運動が、実は背後から人民党に操られている運動だとした
 ら、裁判所はどう思うでしょうか?」

「そんな馬鹿な……知らなかった……いったい……どうしたら……」

「もちろん、我々もあなたのような方が犯罪組織に属しているとは思ってませ
 ん。ご家族のことが心配で、守りたかった、ただそれだけのことなんでしょ
 う? お気持ちはよーくわかりますよ。」

「そうなんです! 細菌戦の研究をする研究所が住宅地のど真ん中にできるな
 んて……実験動物が逃げ出したり、テロで爆破されたりしたら、いったいど
 うなるのかと……苦労して手に入れたマンションや土地の値段も下がる
 し……私たちはただ生活を守りたかっただけなんです!」

「お気持ちはよーくわかります。しかし、法律をやぶってはいけません。
 もちろん、皆さんには思想・信条の自由があります。心の中で反対すること
 は自由です。しかし、行動に移したらもう心の中ではないですよね。他人と
 話しあうってことは、行動に移したってことなんですよ。」

 頭のなかがぐるんぐるんとまわりだした。いったいどうすればいいのか。

 犯罪者になれば仕事もクビになる。マンションのローンも払えなくなる。
 仕事を失い家を失えばホームレスだ。
 子どもは犯罪者の娘としていじめられるだろう。せっかく入った幼稚園にも
 居られなくなる。

「困ります! 何にもしていないのに懲役2年なんて、困ります! 何とかな
 りませんか?」

「道がないことは、ありません。」

「あるんですか! 何か方法が? どうしたらいいんですか?!」

「捜査へのご協力しだいです。」

「協力って?」

「証言していただけませんか?」

「証言って……そしたら罪を認めることになっちゃうじゃないですか」

「共謀罪には『自首すれば刑が減免又は免除される』という規定があります。
 あなたの場合は、もちろん自首ではありません。なにしろ、捜索令状が出て
 いるんですからね。が、この規定は重大な犯罪を未然に防ぐためにありま
 す。事件の防止に役立つ証言をしていただければ、この規定の趣旨にかんが
 みて、検事が不起訴にするよう、なんとか話をつけることも、できない相談
 ではありません。私が責任をもって担当検事から不起訴の約束をとりつけま
 しょう。」

「お願いします! 何でも協力しますから!」

「では、証言してくれますね。」



     『 国際テロ組織が細菌戦防疫研究所の建設を妨害
           住民団体に潜入し組織工作      』

 新聞各紙の1面トップに大きな見出しが踊ってからそろそろ1年になる。

 警察が毎日守ってくれたので幸い取材攻勢にはあわなくて済んだが、
 ワイドショーは連日大騒ぎとなった。

 結局、起訴になったのは大村教授と、マンション管理組合や自治会の会長、
 最後まで否認した数人の人々だけだった。
 否認した人たちの中には、キリスト教や他のいくつかの宗教の信者たちが多
 かった。

 運動に参加した他の多くの人々は、証言することと引き替えに不起訴となっ
 た。不思議なことに最初に警察に通報したという独身者は裁判で証言しな 
 かったがこの人物も不起訴となった。この人物は引っ越してきたばかりだっ
 たが、事件のあとまたどこかへ引っ越していった。

 私もその後、けっきょくマンションから引っ越した。

 向かいに細菌研が来ることもあったが、
 しかし、人間関係の問題が大きかった。

 それまで仲良くやっていた隣近所の関係がうまくいかなくなったのだ。

 皆、お互いに言葉を交わすことを避けるようになった。
 言葉を交わしてもギクシャクしてしまい、昔のようにはいかない。
 何かが変わってしまったのだ。

 それだけではない。
 私の中の何かが変わってしまった。
 何かを信じられなくなってしまったのだ。

 私は、家族を守るために、言われるがままに証言をした。
 大村教授から「人民党」への加入を誘われたとも証言した。
 いつどこで、と聞かれると実ははっきり覚えていないが、
 他の住民達もそういう勧誘を受けたと供述していると
 刑事から聞かされるうちに
 そういうことがあったような気がしてきたのだ。
 だから、はっきり覚えていないだけで、嘘をついたわけではない。

 何も知らない住民をだましてテロ組織に入れようとするなんて、
 大村教授という人物はまったく許し難い。
 警察が教えてくれなければまったく気がつかないところだった。
 私たちの証言だけで、他に証拠がないと言ってもテロ組織がそんな簡単に
 証拠を残すはずもない。
 私は正しいことをしたのだ。

 しかし――証言のときに法廷でつい見てしまった被告達のあの眼差しを
 なぜか忘れることができない。

 「なぜ嘘をつくの?」――彼らの眼はそう言っているように思えた。

 そして、娘のつぶらな瞳のなかに、二重映しで彼らのあの眼差しを感じる
 時、私はいい知れぬ恐怖を覚えるのだ。

 あれから、妻はわたしと目を合わそうとしない。
 生活の表には、あのとき以前とそっくりな、穏やかな日常の時間が流れてい
 る。けさも、娘を急かす妻のあっけらかんとした声が響く。
 そうだ、この空間を守るために、妻とわたしはすべきことをしたのだ。
 なのに妻は、わたしと目が合いそうになると、かすかに視線をそらす。
 わたしもだ。おたがい、どこまでも明るい声で、思いやりのあることばを
 交わしながら。
 妻とわたしの心の奥底で、なにか取りかえしのつかないことが起こってし
 まったのだろうか。だとしたら、この守るべき空間はいつまで守るべき空間
 でありつづけるのか。

 私は家族を守るために正しい選択をしたはずだ。
 だが、ひとりぼっちになってしまったように思えてならないのはなぜだろう
 か。


   ※注記:
   (1)作中、弁護士が秘密を守らないかのように刑事が心理戦をしかける
   くだりがあるが、弁護士は職務上の秘密を守ることを義務づけられてい
   る。
日本の刑事司法では取り調べの段階で弁護士の立ち会いが認められ 
   
ず、ビデオ録画もなされない。警察署の留置場に長期間閉じこめられる   
代用監獄制度と並んで、冤罪の温床として問題となっている。
実行行為を伴わなくてすむ、従って物証がなくても立件されてしまう
   共謀罪では、取り調べにおける供述誘導がもたらす危険性はとても高 
   い。
   (2)ゴールドシュタインとは、ジョージ・オーウェルの小説「1984
   年」に登場する、反政府組織のリーダー。じつは政府の嘘で実際には存
   在しない。
作中、大村教授が人民党のメンバーかどうか、本当はわからないこと   
に注意。それどころか、人民党なる組織が本当に存在するのかどうか自   
体、わからない。

参考資料への入り口

http://kyobo.syuriken.jp/link.htm

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2006年5月13日 (土)

サンデープロジェクトは共謀罪取り上げるか?

 ジャーナリストの大谷昭宏氏は、共謀罪について精力的に取材している。その成果をテレビ朝日の「サンデープロジェクト」で放送することになっていた。

 シリーズ「言論の自由は大丈夫か」の第二弾として共謀罪を扱うことになっていたのである。ところが、放送予定日を過ぎても、この問題はとりあげられていない。テレビ朝日の自主規制か、あるいは政府や警察スジからの圧力があるのではないかとの懸念から、私はmy news Japan につぎのような記事を書いた。http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=403

  ところが、知人からの知らせで「サンデープロジェクト」のサイトを開いたら、5月14日(日)に放送される予定だという。もし特集でしっかりと共謀罪について取り上げるのなら世論喚起につながる。

サンデープロジェクト http://www.tv-asahi.co.jp/sunpro/

 そして、予定どおり放映するようにこの番組に激励のメッセージをひとりでも多くの人に送っていただきたい。http://www.tv-asahi.co.jp/sunpro/mail/index.html (意見・情報募集)

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2006年5月12日 (金)

共謀罪強行採決、本日は回避

 本日5月12日(金)、衆院法務委員会で共謀罪の強行採決の恐れもあるため、国会前に駆けつけた。昼頃、本日の強行採決はないことが判明した。

 政府与党としては、教育基本法改悪の審議を進めるために、共謀罪を巡って国会が混乱することを避けようとしていると思われる。

 全体としては、1999年の「盗聴法」制定のときの国会の動きに似てきた。焦点のひとつは、国会の会期延長である。盗聴法のときは衆院で採決されてから反対運動が盛り上がり、延長国会の会期切れ直前に採決されてしまった。今度は、そうさせてはならない。

 ところで、共謀罪に反対するときに「相談しただけで罪になる」「話し合っただけで罪になる」というように表現される。それだけですむのだろうか。この法案の特徴は、実際に犯罪を犯さなくても「合意」したら逮捕できるのである。合意とは「目配せ」も含まれると法務省の役人が説明しているのだから、口にしなくても成立する。

 つまり、「心で思っただけで」罪になると言えるだろう。はっきり言ったほうがいい。

共謀罪は「ものを考えると罪になる」。

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2006年5月11日 (木)

共謀罪強行採決されたときの行動

 共謀罪=治安維持法の強行採決の危機が依然としてつづいている。

12日(金)、仮に強行採決があった場合、下記の場所で抗議活動が行なわれる。

2006年5月12日(金) 17:00-17:30

■衆議院議員面会所

■主催

共謀罪に反対するネットワーク

盗聴法(組織的犯罪対策法)に反対する市民連絡会

■連絡先  日本消費者連盟
TEL 03-5155-4765
ネットワーク反監視プロジェクト(小倉)
TEL 070-5553-5495

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保坂展人議員の報告

 5月11日(木)正午から衆院第一議員会館会議室で行われた共謀罪新設反対集会で、共謀罪制定をめぐる緊迫した情勢が報告された。以下は、社民党の保坂展人議員による情報。

 政府与党は、①医療改革法案と②教育基本法改定のふたつを重視している。医療改革法案の審議を5月17日から始めたい。教育基本法については5月16日に趣旨説明。最終的に重要法案を通過させたい政府側は、その前に混乱させたくないと考えている。したがって、5月17日(水)あたりから危険ゾーンに入る。

 5月12日(金)午前中にも衆院法務委員会で共謀罪について審議がある。上記の事情はあるものの、この日に強行採決はありえなくもない。

 

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アンチ・共謀罪ガールズ登場

 5月10(水)正午。東京の神保町交差点で「アンチ・共謀罪ガールズ」が、共謀罪の新設に反対するリレートークを行なった。3時からはJRお茶の水駅頭で道行く人にアピールした。

 読んで字のごとく、共謀罪に反対する女性グループだ。略して”アンガールズ”。、突然表れたので、その実態は不明。

 5月11日(木)午前11時から、アンガールズは、国会前(第二議員会館周辺)で、アピールを行い、12時から第一議員会館第一会議室で行われる国会議員と市民による共謀罪反対の院内集会に流れるという情報が入った。

 ぜひ明日11日も国会へ行こう。

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2006年5月10日 (水)

たったひとりの闘いの呼びかけ

 2005年9月11日、マスコミの誘導どおり、小泉自民党が総選挙で圧勝した。翌日、仕事を休んで寝込もうと思ったが、そうはせずに事務所にやってきた。

 これから、勝ち組みと負け組みにわかれ、軍国主義・ナショナリズムが高まっていくだろう。 そして戦争のできる国家体制づくりが進むだろう。

 そのとき私はどうするか。いろいろ行動したいのだが、昔からの癖で、何かを書かないと行動できない。何かするにも、紙切れ一枚とはいえ企画書を書いたり、人に会う前に何を話すかメモしたり・・・。とにかく書くという作業を経ないと行動できない場合が少なくない。

 いままで私が仕事として書いてきたのは、ルポルタージュとか人に会ったあとのインタビュー記事などである。

 自分の思想や考え、哲学というものを系統立てて書いたことがない。日本の9・11を過ぎた今、あたらしいブログを作成し、いままでやったことない試み、自分がどう生きるかを確立しつつ、どのような国・社会にしたいかを書いてみようと思う。一度はやってみる価値があるかもしれない。

 いまの私の心境にぴったりの文章を見つけた。季刊『前夜』
http://www.zenya.org/創刊号に高和政(コウ・ファジョン)氏の文章である。彼は、次のようなアントニオ・グラムシの言葉を引用している。

(以下、引用)

 私が確信しているのは、万事休するかと思われるときでも、落ち着いて再び仕事に着手し、はじめからやりなおさなければならないということです。

 いつも自分と自分自身の力だけを当てにし、誰からも何も期待しないようし、失望したりしないようにすることです。

 そして、なしうる能力と条件だけを考え、自分の道を行くことが必要です。

 さあ、君も元気を出して、地方的・サルディーニャ的環境に押しつぶされず、取り巻く環境に打ち勝ち、しかも環境を軽蔑したり、優越感をもったりしないことです。

 (「グラムシ・セレクション」片桐薫訳、平凡社ライブラリー)

 グラムシが弟にあてた手紙だ。これを引用した高和政氏は、「そしてさらに重要なことは、このたったひとりの闘い=<抵抗>を、グラムシが弟カルロによびかけているということだ」と書いている。(季刊「前夜」創刊号2ページ)

 たったひとりの闘いへの”呼びかけ”。同感である。 その精神に則ったブログにしたい。

 なお「平成暗黒日記」の由来は、外交評論家である清沢洌(きよさわ きよし)が戦時中に書いた「暗黒日記」(岩波文庫)である。この本は、実に興味深い。         

                                 2006年5月11日

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2006年5月 9日 (火)

日本の運命を決める共謀罪

 いま衆議院の法務委員会で、いわゆる「共謀罪」が審議されている。実際に犯罪を犯さなくても合意しただけで処罰される危険な法案である。審議中の昨年秋、合意とは「目配せ」も含まれることが明らかになった。

 これでは、警察が逮捕したいと思えば、ほぼ百パーセント逮捕可能になってしまう。合意というのは心の内面であり,、こころが処罰されるということになりかねない。おまけに自首すれば刑が軽くなるという。これは、密告の勧めだ。

 密告・盗聴・スパイ・・・。まるで戦前の治安維持法体制の日本か北朝鮮のようではないか。このような表現をすると不快な人もいるかもしれないが、「共謀罪の新設は日本を北朝鮮のような社会にすることだ」。廃案あるのみである。

 当面の反対行動

○5月10日(水)午前10時から、衆院第二議員会前で抗議活動開始。いろいろな人が集まり、終日抗議活動を行う。ここにくれば様々な情報を得ることもできる。ぜひ集まってほしい。

○5月11日(木)

5・11共謀罪の新設に反対する市民と表現者の院内集会

12:00-13:00

■衆議院第一議員会館 第1会議室

■上の一階で整理券を受け取り会議室に入ってください。人数が多いと入れないため、早めに行って待機することをおすすめします。

■発言

国会議員
表現者
市民団体
法律家

■主催

共謀罪の新設に反対する市民と表現者の集い実行委員会

■呼びかけ人

魚住昭(ジャーナリスト)
大谷昭宏(ジャーナリスト)
岡本厚(『世界』編集長)
小倉利丸(ネットワーク反監視プロジェクト)
石下直子(盗聴法《組織的犯罪対策立法》に反対する神奈川市民の会)
北村肇(『週刊金曜日』編集長)
木村まき(横浜事件第三次再審請求人)
斉藤貴男(ジャーナリスト)
佐高信(評論家)
佐藤憲一(盗聴法《組対法》に反対する市民連絡会)
設楽ヨシ子(ふぇみん婦人民主クラブ共同代表)
篠田博之(『創』編集長)
高田健(許すな!憲法改悪・市民連絡会)
俵義文(子どもと教科書全国ネット21) 
二木啓孝(日刊現代編集部長)
西野瑠美子(「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク)
寺澤有(ジャーナリスト)
寺中誠(アムネスティ・インターナショナル日本)
富山洋子(日本消費者連盟)
西村仁美(ルポライター)
元木昌彦(講談社 元『週刊現代』編集長)
森達也(TVディレクター・映画監督・作家)
森原秀樹(反差別国際運動日本委員会)
矢野まなみ(移住労働者と連帯する全国ネットワーク)
星川淳(グリーンピース・ジャパン事務局長/作家・翻訳家)

問い合わせ先

日本消費者連盟  TEL 03-5155-4765

『創』編集部  TEL 03-3225-1413  mail@tsukuru.co.jp

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